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Story 7 ページ7
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「好き」を認めてしまったら尚更意識するようになってしまって。
しかも、廉はとにかくモテる。
モテるからこそ今の友達という関係性を崩したくもない。
廉『A？』
なんて名前を呼ばれたらドキドキがとまらなくて、廉に聞こえちゃうんじゃないかって。
「ん？なんかあった？」
廉『なんか悩んでるんかなーって。
あんまり溜め込まんときや？』
相談乗るからなーなんて言われたらこれまたドキドキが止まらない。
一度好きを認めたら、溢れた気持ちは抑えられない。
「…………好き」
誰にも気づかれないようにそっと呟いた「好き」は小さく消えていった。
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作者名：れもん | 作成日時：2019年2月23日 16時
