リンタングル ~Ren.N~ (ページ47)

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Story 47 ページ47

廉『………………紫耀？』

(……誰だろう？)

"紫耀"と呼ばれた男の子は、廉に負けないくらい顔が整っていた。

廉『え、お前何でここおるん……？
あいつは？めいはどないしてん？』

見たことの無い"紫耀"と呼ばれる男の子に加え、廉の口から出た"めい"という名前。

明らかに女の子の名前だよね……？？

紫『今は落ち着いてるから、心配しないでも大丈夫やで。
それに、今日文化祭って言ってたから会いに来てん。』

ならええけど……なんて呟く廉。

"紫耀"と呼ばれる男の子も、廉と同様関西弁を喋っているから関西の時の友達なのかもしれない。

紫『あ、この子は……？』

その時、ようやく私という存在に気づいたのか、ジロジロと私を見てくる"紫耀"くん。

廉『同じクラスの子やねん。』

｢……はじめまして、Aって言います。｣

そう、自己紹介をすると

紫『はじめまして～！
Aちゃんな！

僕、平野紫耀です！紫耀って呼んでなあ～』

にこにこ～っと挨拶してきた紫耀くん。

イカつい見た目とは真逆で、凄く柔らかい感じの男の子だった。

初っ端名前って、さすが慣れてるなぁ、なんて思ったけど……。

廉『紫耀は、店回ったん？？』

紫『いや、回ってないで～！』

さすがに1人で回れへんやろ！笑

なんて突っ込む紫耀くん。

さすが関西人←

紫耀『まあ、会いに来たっていうか、話に来たっていうか、、』

もじもじしてる紫耀くんに対して、あ～・・・なんて察する廉。

もしや、私お邪魔なんじゃ？？と思い

｢廉、私れなと合流するからさ。
紫耀くんと回りなよ。｣

気づいたら、そう声をかけていた。

廉も悩んだみたいだけれど……

廉『わかった、ごめん、、ありがとな。』

そう言って、紫耀くんを連れて外へと出てしまった。

とりあえずぼっちでいるのもあれだし、れなに電話をして向かうことにした。

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もう1人出てくる女の子の名前は

"めい"で固定させていただきます。。