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Story 28 ページ28
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「廉、まだかなあ……」
みんなが帰ってから、もう1時間は過ぎた。
けど、なかなか廉の姿がなくて。
まさか、また祭りの日みたいに来ないんじゃないかって思うようになってきて
焦りと不安でいっぱいになってしまう。
もう、帰ってしまおうか、
そう思った時＿＿＿＿＿
廉『遅れて、ごめん！！！！』
廉が来た。
いつもは気にしてる髪もぐちゃぐちゃで
頬には汗が滴っているから
きっと、ほんとに急いで向かってきたのだと思う。
廉『ミーティングが思ったより長かってん。』
ほんま、ごめん。
なんて困った顔して謝ってきた。
「ううん、大丈夫。
あの、それで……」
廉『あ、せや。
そのな、話のこと…やねんけど』
「……え」
いつもより深刻な面持ちで話してきたかと思えば
その内容は思った通り、すごく重い話だった。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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作者名：れもん | 作成日時：2019年2月23日 16時
