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Story 23 ページ23
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＿＿2週間後
「はあ……。」
朝起きて、とりあえずため息をつく。
今日は、登校日。
つまり、廉に会う日。
祭りの時は
はやく会いたいな、
とか考えていたけれど
「……行きたくないなあ。」
嫌われたんじゃないかって不安があって
少し会うのが怖かった。
何か言われるかもしれない。
拒絶なんてされたら、生きていけないかもしれない。
「どんな顔して会えばいいんだろう……。」
祭りの日から今日の2週間の間、期待してみたものの、廉からの連絡は一切無かった。
むしろ、祭りの日のことを忘れてた、とかの方が気持ち的に楽だけど
2日前に電話がかかってきたし、忘れてたはずがない。
「きちんと聞かなきゃなあ……。」
逃げていても何もわかるわけないし、
なんて考え、急いで学校へ行く準備をした。
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作者名：れもん | 作成日時：2019年2月23日 16時
