リンタングル ~Ren.N~ (ページ41)

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Story 41 ページ41

廉『インスタ映えってなんやろな、、』

なんて真剣に悩みながら頭を抱えている。

かわいいな、なんて思ったけどここは黙っておく。

(本人に言われたら殺される)

｢なんか調べたら、壁とかにアート作ったり、上に風船たらしたり
すごい工夫してるみたいだよ｣

教室の飾り付けの買い出しをするため

事前に調べて置いたことを伝える。

実際、私も"インスタ映え"の正解がいまいちよくわからない。

なんたってそういう情報に疎いし

写真を撮るためだけに足を運ぼうと思ったことがないからだ。

廉『んー、じゃあ、とりあえず風船は買ってこ。』

何かと使えそうやしな、なんて呟いている。

｢あとは、画用紙とか？？
メニュー表とかの、あまり予算ないし。｣

カフェをやる私たちは食べ物にお金をつぎ込むため

飾り付けはなるべく低価格で作ろう、と話していた。

廉『せやな、結構使いそうやし、いっぱい買ってくか』

とりあえず、画用紙の場所を探し、お目当ての色をGETする。

それから、いかにもパーティーなどで使いそうなキラキラのものだったり

低価格で抑えるために工作できるものを買い込んだり。

なんだかんだいって、スムーズに買い物を済ますことができた。

廉『買い物終わったし、じんたちに連絡せなな。』

そういって、廉はおもむろに携帯を取り出す。

買い物の時間はなんだかんだいって、あっという間で。

二人きりの時間が終わっちゃうんだなって思うと寂しい気持ちでいっぱいになった。

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更新遅くなってしまってすみません(；；)