再開(1-1) ページ1
『きょーちゃん、ずぅっといっしょだよ！』
『うん、ずぅ〜っといっしょやで！』
〜〜ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
アラームの音で目が覚める。
相手の顔も思い出せないほど
昔にあったことを夢で見ていた。
“きょうちゃん”という呼び方と
関西弁だった。
覚えているのはそこだけ。
今では声変わりもしているだろうから
声じゃわかんないと思うし、
関西弁っていっても何千といる。
同い年という共通点で見つけられるわけがない。
運命なんて信じない。
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今日は大阪に戻ってきて一週間。
色々あっていろんなとこを転々としていた。
大阪の高校に転校する。
初めてじゃないから、
そんな緊張はしないけど、
新しい環境ってなるとやっぱ肩に力が入る。
今住んでる家と高校は遠いわけじゃないから、
余裕を持って高校へ。
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Googl eマップを使って、
慎重に道を進む。
転校初日から遅刻なんてヘマはしたくない。
すると後ろからものすごい勢いで走ってくる男子生徒が。
急に止まったかと思うと、
「うわっ、国語の教科書家や〜！」
とか言ってまた戻っていった。
不思議な人だなと思いながら前を向き直すと
おそらくその男子が落としたであろう
スマホが。
彼の制服は、
着崩してはいたけど私が今から行く高校の制服だった。
先生に頼めばいいだろう。
そのスマホも持って私は再び歩みを進めた。
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まず職員室にいき、
先生のところで話をきく。
どうやらこの高校は校則がゆる〜いそうなので、
ほとんどが許されるそう。
行ってきた中学校や高校で、
今でいう“ブラック校則”というものがあったりしたので、
唯一そこが不安だった。
ここのみなさんは拝見するかぎり
優しい人が多そうだから。
ｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝｷﾝｺﾝｶﾝｺｰﾝ
チャイムがなる。
ｾﾝｾｲ「じゃあ行こうか」
「はい」
見た感じ優しそうな女性が担任とのことで、
一安心。
そういえばスマホ…と思っていたら教室に着いてしまった。
先生が先に入り、
転校生が来ましたよと話がされる。
「かわいいんかな」とか
「イケメンやったら嬉しいわぁ」とか
言ってる声が聞こえるけど、
そんな期待しないでくれ…
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檸檬の妹(プロフ) - 恭乃‐ゆきの‐さん» 大丈夫ですよー！これからもこのお話を見てくれたら嬉しいですっ！ (2022年12月31日 14時) (
レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
恭乃‐ゆきの‐ - ごめんなさい、伝えたいことが多すぎて語彙力ないし、日本語おかしいですね、ごめんなさい笑 (2022年12月31日 11時) (レス) id: 5f11c3dd67 (このIDを非表示/違反報告)
恭乃‐ゆきの‐ - まさかの再開……！柚子ちゃん……🥲どうなるんですか、これから……！！ (2022年12月31日 10時) (レス) id: 5f11c3dd67 (このIDを非表示/違反報告)
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