프롤로그 ページ2
-Aside-
今日も高校に行く。
いつも同じような毎日だけど、
私には、好きな人がいる。
「おっ待たせー！」
道「おせえよ」
「女子はいろいろとしたくがあるの！」
西「そーやで？女子にそんなこと言うたらあかん！」
ほらまたそーやってドキドキさせる。
でも。
私はなんもなかったようにかえす。
「やっぱ大吾はわかってるわー」
道「んだよ…わかったよ…」
「はいはい、行くよー！」
西「レッツゴー！」
お気づきの通り私は大吾のことが好きだ。
小学生の頃からの幼馴染で、
駿佑と大吾は長い付き合いだ。
大吾のことを好きになったのは、
最近のことでもなくて。
それでも想いを伝えないのは、
大吾にも想い人がいるからで。
その子のことを私も知ってるし、
私はその子に敵わない。
だからこうやって、
大吾を近くで眺めるだけでいい。
それだけで私は、幸せなのです。
西「おーい！Aー！」
「ん？」
西「早くきーやー！」
「今いくー！」
道「俺をほっていくな。」
西「だってみっちーは男やろ？」
道「差別すんなや。」
西「俺よりも背高いし！」
「大吾根に持ちすぎ(笑)」
道「もっと牛乳飲め。」
西「(💢・_・)」
道「ごめんごめん」
私たち3人は関西出身で、
訳あって3人とも東京の高校に転校した。
だから関西弁が少し目立つけど、
この2人のじゃれあいを見てるとそんなこと気にならない。
道「そういえば髪の毛伸びたよなーAって。」
「まぁ夏に比べたら？」
とおろしたままの髪の毛の先をつまんでまわす。
西「俺はロングのほうが好きやなー」
「あ、ありがと。//」
西「顔赤いで？寒い？」
と、彼は呆れるほど鈍感で。
「冷え性だからかな？」
と誤魔化す。
それを黙って見ている駿佑はなんとも言えない顔。
「はぁ…どっかに出会いってないもんかなー」
道「そんな簡単に見つからんやろ(笑)」
「うるさいぃ」
西「まぁAはかわいいんやからすぐええ人見つかるわ！」
「うん…ありがと。」
どこまで鈍感なの…と心の中でつっこむ。
この心の痛みを
私は、冬の寒さのせいにする。
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檸檬の妹(プロフ) - みちなが信者さん» コメントありがとうございます！モチベググッと上がりました！本当にありがとうございます！ (2022年10月23日 22時) (
レス) id: 1fb600e1a2 (このIDを非表示/違反報告)
みちなが信者 - いつも楽しく見させてもらってます❗️更新頑張ってください☺️ (2022年10月23日 14時) (レス) @page27 id: 9b1daafc8e (このIDを非表示/違反報告)
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