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『全然笑えない冗談ですねー、
もはや寒気がしちゃいます』



私のどこが美人で強いんです?


『駄目ですよ、幾ら姉と家族になりたくても、
宇髄さんなら私を利用するまでもないと思います!』


そういった途端宇髄さんが
思いっきり顔を歪ませた。
なんだか不機嫌のオーラが充満してきている。




「誰がいつ、
甘露寺の為にお前を利用するって言った?
言ってねぇだろーが。
俺はお前がいいんだ、甘露寺 Aが。
分かるか?」


私が良い人なんて、初めて。
怒られたことよりも内容に対して単純に驚いた


『分かりませんよ、
だって生まれた時から優秀な姉と
比較されてきましたから』

嫌な訳ではないけれどね。





「じゃあこれから知ればいーだろ。
手始めに俺の嫁になるか?」

『え、嫌です』

「あ?何でだよ、
今完全に嫁に来る雰囲気だっただろうがァ」

えっ、空気を読まなかった私が悪いの!?
ふつーに嫌だっただけなんですけど、?


『遠慮させてもらいます。
でも、初めて私自身を見てくださった気がして
嬉しいです。』


「そうか?多分、不死川とかも
ちゃんとお前のこと見てると思うぞ。
甘露寺の妹としてじゃなく」


あ、神の言うことだから合ってるのかな?
頭がこんがらがってきた、、、



『そうでしょうか?』


「嗚呼、自信を持って言えるぜ」


そこまで言うなら信じてみようかな。

『心得ておきますね』

そう言って最後の岩を飛び蹴り、
ようやく地面に着地した。









『綺麗な場所だなぁ、』


人間が荒らさないこの土地では
野花が見事に咲き誇っていた。
濁りのない川の水に
反射して絵のようにすら見える。


「探すか、鬼。」

『ですねー!』


そう言い歩き始めた。





もう既に監視されてるなんて知らないで

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美穂(プロフ) - 終わってしまって寂しいです (2022年9月13日 11時) (レス) @page18 id: c0f42fdb83 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - 鬼滅の刃大好きです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2020年10月28日 18時) (レス) id: 8204dae0fb (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - ゆいなさん» コメントありがとうございます!!私の拙い文章では可愛さが激減してしまってる気がしますが、、、(汗) (2020年7月10日 16時) (レス) id: a8d4255581 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいな(プロフ) - みつりちゃんかわいい、、 (2020年7月10日 0時) (レス) id: ec54d11116 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーき(プロフ) - 神無雪。さん» コメントありがとうございます!!自分でも何を書きたいのかイマイチ分かってませんが……!のんびり更新頑張りたいです◎ (2020年7月9日 21時) (レス) id: a8d4255581 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆーき | 作成日時:2020年7月8日 23時

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