だから私は丙ですって！【鬼滅の刃】

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『姉さん！？』

自分の手を見てみると、とても小さい。
まぁ今も小さいけれど！！！


｢どうしたのよA、私がどうかしたの？｣


どうかしたの？じゃないよ！！
なんで生きてるの？？？


『いや、何でもない』

｢そう？早く準備して鍛錬しに行きましょうね｣


この世界はおかしい。



｢お姉ちゃん！一緒に行こ！！｣

こんなのありえない。






｢よし、全員来たわね。
今日も呼吸の練習しながら
運動して体力つけていきましょうね｣


幾ら何でも優しすぎません！？





周りを見渡すと、
兄弟全員揃ってる。

長男がまだ鬼殺隊員でない、
ということは私はかなり幼い。

妹とか、歩けるようになって直ぐだよね？




どんなに幼くても
練習しないといけないあたり、
現実とは同じだけどね！！




ここは夢、かな。
もしかして自分の望む夢だったりして。






鏡をみると、
そこには、
黒髪で黒い瞳の、
他の兄弟と似たような顔が映っていた。


私ののぞみだ、これは。絶対に。

だから、家族みんな、
私のことを特別扱いしなかったんだ。
普通ってこういうことなんだ。


いいな、普通って。
ずっとここにいたいなぁ、









まぁ、無理だけどね。

『バイバイ、理想の私』

躊躇わず真っ直ぐに、
練習で使う刀を首に刺した。

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