柱になった弟と柱になりたくない姉【鬼滅の刃】

15日目 ページ17

｢他言無用だ、義勇。
ちなみにお前の姉のご飯は美味い｣

これ以上余計なこと言わないで！？

｢ああ。生きてるだけで十分だ｣

貪欲ですね！？
会いたいと強請られるかとおもってましたよ。
有難いですけど！！！


｢お前が守ってくれたのか｣

まぁそういうことですね。

『それでも、私は貴方から
大切な人を引き離してしまいました。
なので礼は言わないでください』

｢(それも確かに)そうか｣


善逸くんから聞いてた話と全然違うよ？？
めっちゃ話通じますよ？？？
どこかの21歳児よりマシですよ？


｢うっ……｣

あ、まって。前言撤回。
やっぱり分からない。

｢どうした義勇！｣

｢……………吐きそう｣

えっ、体調管理くらい自分でして貰えません？
姉を奪った私が言える立場では無いか。


｢その、犬、の面、が怖くて｣




疑ってごめんなさい錆兎様。
そんなお面の奥で勝ち誇った顔
しないでください。
吐くくらい犬が嫌いで、
しかも我慢してただなんて
ポーカーフェイス過ぎて分かりませんでした。
はいはい私はまだまだ未熟です。





ちなみに錆兎はリアルな豚のお面だよ。

私以外の子供たちははてきとーに気分で
お面を毎回かえているらしい。

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