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YOUside
ここにきて約半年。
菊池さんに声をかけてもらえなかったら、今頃私はどうなっていたのだろうか。
そんな恐ろしいことを考えたくもないけど、
あんな繁華街にいて何もない方がおかしかったんだろうか。
そんな事を考えながらキャストの皆さんや黒服の皆さんの洗濯物を干していた。
廉「Aちゃーん！」
平「平野もいますよ〜」
「永瀬君、平野君！今日は海人君はいないの？」
廉「おん。なんか用事があるらしくて、朝から出かけてんねん」
平「平野も連れってってほしかったです」
廉「そんなんアカンに決まってるやろ」
平「そうかな〜」
他愛ない話をしていると、急に二人の顔が真剣な顔つきになった。
「どうしたの？二人とも…」
廉「あんな、Aちゃんに付いてきてほしいとこがあんねん」
「ついて来てほしい所？」
平「おん！ホンマは俺と廉だけやったんやけど、最近仲がええ子おるって話したらその子も連れてきぃや、って話になってん！」
「そうなんだ…」
小耳にはさんだ程度だけど永瀬君と平野君は、
このホストクラブの店と対立してる店のキャストっていう噂を聞いたことがある。
中島さんも言ってたっけ…。
中『永瀬と平野にはあまり接触しないで』
そう言われていたのに、気が付けば海人君含め3人と仲良くなっていた。
ちゃんと踏ん切りをつけなきゃと思っていても、
彼らの笑顔を見るたびに突き放せない自分がいた。
廉「俺と紫耀はついて来てほしいと思ってるんやけど…」
「でも仕事が…」
平「その時はちゃんと中島君にも説明する。…お願い！」
ダメだってわかっているのに…。
もしかしたらこの事で、この世話係の仕事クビになるかもしれないのに。
「…今日だけだよ？」
彼らの言葉を受け入れてしまったんだ。
廉「おおきに！！」
平「ほな、迎えの車が来てんねん！はよ乗ろ！」
「うん…」
2人に連れてかれたところに、黒塗りのワゴン車があった。
平「あれやで！」
廉「待たせてしもうたかもな〜」
車の扉が開いて、
？「遅かったな〜」
廉「ちょっといろいろあってん」
？「ま、はよ乗りや」
「失礼します……キャッ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
黒塗りの車に乗った瞬間、私の意識は遠ざかった。
最後に聞こえたのは
永瀬君と平野君の
「ごめんな…」だった。
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☆俺足族の結衣★(プロフ) - あ、字、間違えた・=・;; 移行ね！移行！ (2015年8月19日 20時) (
レス) id: c2efa6a00e (このIDを非表示/違反報告)
☆俺足族の結衣★(プロフ) - レモン！更新頑張ってね♪ 以降楽しみにしてるね〜♪ (2015年8月19日 20時) (レス) id: c2efa6a00e (このIDを非表示/違反報告)
レモンmilk(プロフ) - 松島琳寧さん» レモンって呼んでください！小説のほうも宜しくお願いします！ (2015年8月19日 18時) (レス) id: 32d084a920 (このIDを非表示/違反報告)
松島琳寧 - レモンmilkさん» 更新お疲れ様です！ 本当ですか！？嬉しいです！ なんて呼んだらいいですか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: 2e4cab3835 (このIDを非表示/違反報告)
レモンmilk(プロフ) - LOVEさん» ありがとうございます！なかなか更新できない日が続くと思いますが、できる日はたくさん更新したいと思うので、引き続き読んでいただけたら嬉しいです。 (2015年8月13日 10時) (レス) id: 32d084a920 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモンmilk | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/remonnmiruku/
作成日時：2015年7月19日 17時
