少女とホスト達

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北斗side









朝から健人と風磨が焦った顔をしていて、









何かあったんだろうなって思ったけどオーナーの藤ヶ谷さんが来て俺らは

何で二人があんなに焦ってたのかわかった。









藤「＿＿＿＿＿お前は何考えてるんだ！！！」




奥の部屋から聞こえてくる、怒鳴り声。







樹「バレたみたいだね」


ジ「俺は何回か忠告したんだけどね〜」


慎「何々？何の話？」


高「高校生にはまだ早い」


慎「どういう意味っすか」




玄「大我君、辞めさせられちゃうんですかね」


北「彼奴の態度次第だろ」









数十分後にオーナーと健永と風磨と共に出て来た、大我。








藤「大我は今日から2週間キャストとしての出演を休ませる」


安「辞めるわけじゃないんですよね？」


藤「今のところはな。

大我がまた同じことを繰り返したら、その時は……辞めてもらう」


中「一応寮にはいるけど、キャストではないから。皆、その辺勘違いしないように」


「「はい」」


菊「大我も同じこと二度とすんじゃねぇぞ」


京「…」





藤「朝から騒がしくして悪かったね。じゃあ、俺は行くから」




そう言ってオーナーは、颯爽と帰った。








そこに入れ違いで帰ってきたAちゃん。



手に買い物袋をぶら下げてきてるから、きっと買い出しだろう。





「只今戻りました」




きっと休日の午前中から

キャスト全員が集まってることなんてそうそうないから、ビックリしたんだろうな。









中「おい。どこ行くんだよ」



健人のほうを見ると、大我を引き留めていた。





健永は大我の腕をつかんでいたけど、大我はそれを振り払って健人を睨んだ。






京「…」





大我は無言でその場を去って行った。

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