・１・ ページ1
菊池side
菊「…ったく。なんで俺がこんなのしなきゃいけねーんだよ」
事の発端は、馬鹿な彼奴らのせいだ。
-------------------
樹「俺、女の子の世話係欲しいなぁ」
松「俺も！！」
ジ「可愛い女の子なら大歓迎！」
神「俺も欲しいな」
岩「ぷぅは俺でいいでしょ！」
中「ってことだから、よろしく！風磨」
菊「なんでだよ！？」
佐「オーナーも乗り気だし。風磨君宜しく」
-------------------
ってなわけで、今に至るけど。
俺一応キャストだから！？
ていうか俺は、欲しいなんて一言も言ってないし。
手当たり次第に声かけていくけど、ハッキリ言って俺らの店に来るような奴ばっか。
そう思ってると、ふと目の前にいた一人の女の子。
とりあえず、声かけてみっか…。
菊「ちょっと話聞いてもらってもいい？」
「…はい」
女の子が振り向いたとき、俺は一瞬言葉を失った。
今まで見た女の子の中で、一番きれいでどこか寂しそうな眼をしていた彼女は
見ただけであっという間に俺を引き込ませた。
菊「俺ら、そこの通りにあるホストクラブで働いてんだけど。
君がよかったらそこで働いてる、ホストの世話係してほしいんだ」
「…」
やっぱダメか…。
菊「ごめん！今の聞かなかったことに「あの！」…え？」
「あ…あの。そのお仕事いくらぐらい稼げますか…？」
菊「えっ？あぁ…給料の話ね。そこは大丈夫！よっぽどのことしない限り安定したお金はいるはず。
住み込みで、ちゃんとご飯もつくし」
そう言うと彼女の顔がパァッと明るくなった。
「あの…やります。そのお仕事…」
菊「本当に！？マジで！よっしゃー！
じゃあ、こっちだからついてきて！」
「はい」
これが、彼女と俺らの出会いだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 719人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
☆俺足族の結衣★(プロフ) - あ、字、間違えた・=・;; 移行ね！移行！ (2015年8月19日 20時) (
レス) id: c2efa6a00e (このIDを非表示/違反報告)
☆俺足族の結衣★(プロフ) - レモン！更新頑張ってね♪ 以降楽しみにしてるね〜♪ (2015年8月19日 20時) (レス) id: c2efa6a00e (このIDを非表示/違反報告)
レモンmilk(プロフ) - 松島琳寧さん» レモンって呼んでください！小説のほうも宜しくお願いします！ (2015年8月19日 18時) (レス) id: 32d084a920 (このIDを非表示/違反報告)
松島琳寧 - レモンmilkさん» 更新お疲れ様です！ 本当ですか！？嬉しいです！ なんて呼んだらいいですか？ (2015年8月15日 12時) (レス) id: 2e4cab3835 (このIDを非表示/違反報告)
レモンmilk(プロフ) - LOVEさん» ありがとうございます！なかなか更新できない日が続くと思いますが、できる日はたくさん更新したいと思うので、引き続き読んでいただけたら嬉しいです。 (2015年8月13日 10時) (レス) id: 32d084a920 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：レモンmilk | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/remonnmiruku/
作成日時：2015年7月19日 17時
