Two flowers12

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人見知り発動中のジフンは

静かに後退りをしている


『そんなに怖がらないでよ。取って食ったりしないから』

『ユラはさっぱりした顔立ちが好きだよね。ホシとかウォヌも好みじゃない？』

『そうだね』

『ウォヌはダメだよ。私の管轄』

『あ〜カリスマっぽい感じだから？』

『じゃあ私はドギョムにする。可愛げある方が好みだし』

『系統はちょっと似てるかもね』


勝手なことを言いながら
メンバーたちを取り合う3人

顔だけで判断するなんて…


『カメラマン
今から撮影OK？』

『あー…今は、ブランドの画報を』

『どうせうちのブランドでしょ？』

『私がモデルやってあげようか。SEVENTEENのためにタダでもいいわよ』

『すごーい。人気モデルが無料で？』

『ラッキーね』

『…ですが、皆さんはこの後もスケジュールが』

『何？できないってこと？』

『……』

『少し写真撮るくらい大丈夫よね？スンチョルオッパ』

「っ、だから！本名で呼ぶなっ…モゴモゴ」

「待ってくださいジスヌナ。ここは抑えて抑えて」

「んーーーー！」


ブーちゃんに口を塞がれるジス

その間、スンチョルオッパはマネージャーのオッパや現場のスタッフさんたちと話し合っていた


「事務所にはヒョンの方から連絡しといてくださいね」

『うん。わかった』

『申し訳ありません…本当に…』

「仕方ないですよ」

『結論は出たかしら？』

『……はい』

「大丈夫だよな？みんな」


スンチョルオッパも私たちも
きっと思いは同じ


真っ青になっているスタッフさんを見たら、断ることなんてできないもん

何とかして助けてあげないと


「そうですね」

「やりますか」

『わーい♡』

「さっさとやって帰ってもらおう(小声)」

「ミンギュ、お前お気に入りみたいだから頑張れ(小声)」

「無理ですよ。俺にはAヌナという大切な人がいますから(小声)」

「それとこれとは別だろ(小声)」

『スンチョルオッパ、ミンギュ』

「え…はい」

「は、はい！」

『まずは2人が来て』

「「…はい」」


リラさんに呼ばれ

顔を見合わせてから足を進める


「んー！んんーー！」

「ごめんなさいジスヌナ、少しだけ耐えてくださいね」

『私はオッパたちにしよーっと』

「あぁ…」


サラさんに腕を組まれ、困った顔で笑うハニオッパ


「僕よりスングァンが似合うんじゃないかな？」

「シュアヒョン！余計なこと言わなくていいんです！」

『余計なこと〜？』

「あっ、いや、違います…今のは」

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