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「準備できたか？」
「うん、おっけー」
「ソファにあるのはお前のスマホじゃないのか？」
「あ…忘れてたㅎ」
「ったく。何が"おっけー"だ」
ジフンと2人でトレーニングに行った後
宿舎に戻ってシャワーを浴び、服を着替えた
「みんなもう練習室行ったかな」
「たぶんな。もうすぐ練習始まる時間だから」
「やば。思ったよりギリギリだな」
慌てて出発しようとしたそのとき
ふと、ある人物のことが思い浮かんだ
「A…もう行ったかな」
「行ったんじゃないか？いつも30分以上前に着いて踊ってるから」
「……」
「何だよ」
「最近ストーカーのこと気にしてただろ。もしまだ宿舎にいるなら、1人で移動させない方がいいかなって」
「あー、確かに」
「電話してみるか」
すぐにスマホを取り出し
Aの電話番号をタップする
「…
…出ないなぁ」
「踊ってて気づかないとか？」
「うーん」
「移動中って可能性もあるよな」
「そうかも…
…
あっ」
「出た？」
「うん。
もしもし、A？今どこにいる？」
「……」
「あれ？A？」
「……」
「おーい。聞こえてる？」
電話が繋がったのに何の反応もない
不安になりながら、しばらく一方的に呼び掛けていたら
微かに物音が聞こえてきた
「A…？」
「どうした」
「様子がおかしいんだ。何か物音は聞こえるけど、一言も話してくれなくて」
まさか
ストーカーと何かあったんじゃ
最悪の事態を想像し、背筋が凍る思いで返答を待った
「A、大丈夫？俺の声聞こえてる？」
「……」
「…ダメだ」
「部屋行ってみるか？」
「うん。行こう！」
スマホを耳に当てたまま
走り出したジフンの後を追う
「A！中にいるのか？」
「いるなら返事してくれ」
「頼むよ…A」
一体何があったんだ
こんなことになるなら、昨日のうちに"練習一緒に行こう"って約束しておけばよかった
((ガタガタッ
「ん？」
「何だ？今の音」
部屋の中から聞こえてきた不審な物音
ここに人がいるのは間違いなさそうだ
「大丈夫か？A…無事なんだよな？」
「A！何とか言ってくれ！」
「マンションの人に鍵開けてもらうか。事情話せばわかるだろ」
「そっか、鍵」
「お前はここで待ってろ。俺が行って…」
「あ！」
ジフニがその場から離れようとしたのと同時に
目の前の扉が開き
「A！？」
「…っ、」
ぐったりした様子のAが倒れ込んできた
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レモン(プロフ) - K A.さん» 長い道のりお疲れ様ですㅎㅎ 面白いと言って頂けてとても嬉しいです🥲💕大好きなジュンピを応援してもらえてなんだか嬉しい…K A.さんも作中のブーちゃんと同じ気持ちですかね😌今後ともよろしくお願いします！ (2022年12月10日 6時) (
レス) id: 3b4fb2b588 (このIDを非表示/違反報告)
K A.(プロフ) - すごく面白くて初めから一気読みしてしまいました！ジュンくん健気すぎて本当に報われて欲しすぎます…😭 (2022年12月8日 3時) (レス) @page50 id: ff6a8b7ce8 (このIDを非表示/違反報告)
レモン(プロフ) - ヨンアさん» 思いつくままに書き上げましたが、気に入ってもらえてよかったです🥰読みたいお話のイメージがあったら、是非教えてくださいね！今後ともよろしくお願いします🙌🏻 (2022年12月7日 20時) (レス) id: 3b4fb2b588 (このIDを非表示/違反報告)
ヨンア(プロフ) - スニョン😭物怖じせず体張って守るところカッコよすぎます😭🫶🏻好きが溢れる〜！！！！スニョンとのイチャイチャまってます！！！！ (2022年12月6日 21時) (レス) @page50 id: b3d00b40ee (このIDを非表示/違反報告)
toshokan0530(プロフ) - レモンさん» ぜひぜひスキンシップ多めでお願いします！！楽しみに更新待ってます！ (2022年12月5日 2時) (レス) id: 1e72ceb0e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモン
| 作成日時：2022年9月26日 18時
