＊私の嫌いな家庭教師＊【N.R】

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Aside









A「好きな人いるんですか？！」









…はぁ。








私の気持ち…伝える前に終わった。









A「その人に告白しないんですか？」









廉「その人彼氏が居るみたいやねん」









先生も、好きな人に気持ちが伝えれなくて辛いんだろうな。









A「私も…気持ち…分かりますよ」









廉「…はぁ〜？彼氏おるやんw」









A「…先生に相談しても、いいですか？」







廉「…相談？別にええけど」









今日は、特別に授業をやらずにお互いの話を聞き合うことになった。









A「実は私…彼氏よりも好きになっちゃった人ができちゃって」









廉「…ま、まじで？！」









廉「あんなバカップルやったのに！！」









…目の前に大好きな先生がいるのに。


この想いを伝えれなくて。









A「…でも、私の好きな人には好きな人がいるんですよ」









廉「…それは、悲しいよなっ」








A「先生の話も、聞きたい…」









廉「…別に俺は、好きな人ができたってくらいで。」









A「好きな人のどんなとこが好きなの？」









廉「…んー。鈍感やけど頑張りやさんで…結構、素直やな」









…思ったよりも、先生が熱く語るから辛くて。









A「…先生、素敵な人を好きになったんですね」









廉「Aも…ええ人好きになったんやね」









A「…この気持ちいつか頑張って伝えるって約束しません？」









私も頑張って伝えるから、先生も頑張って伝えればいいんだよ。









私の胸がきゅーっと苦しくなる。








廉「俺の気持ち、伝えたら迷惑なんかな…」









A「嬉しいと思いますよ！」









廉「…なぁ、A。」








A「…はい？」









先生は、私と向き合って…









・









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・









廉「Aが好きやねん」









一気に胸のドキ ドキが高まった。

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