お熱 ページ11
薮side
薮「ふぁー」
久しぶりに自分で起きたな
薮「８時、か」
いつもは光が７時半に起こしてくれるけど、姿が見えない
慧もいないし、なにかあったのかな？
探したいけど、大ちゃんとゆーやを置いていくわけにはいかないし…
しばらく経っても戻ってこなかったら探しに行くことにして、二人の寝顔を眺めていた
中々戻ってこないので痺れを切らして探しに行こうと立ち上がったとき、
雄「ゲホッ」
薮「ゆーや？」
雄「あ、こーた‥ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」
薮「大丈夫…じゃないよな」
雄「だいじょ、ｹﾎｯ」
薮「顔赤いぞ？熱あるのかな」
ゆーやのおでこに手をあててみると、熱が伝わってきた
薮「熱すぎるだろ…
体温計とか取ってくるから、大人しく寝ておこうな」
雄「はぁい」
体温計は上から２番目の棚
冷えピタは…
光に聞きたいけど、探して聞く暇もない
冷えピタは諦めて、一旦戻ることにした
薮「ゆーや」
雄「ぁ、こーたぁ」
薮「とりあえず熱測るそ」
雄「うん」
脇に体温計を挟ませて、数十秒待つ
…ﾋﾟﾋﾟｯ
ゆーやに見えないようにしながら体温計を取ると、39.7度と表示されていた
想像以上に熱があったことに驚きながら、ゆーやに聞かれたとき何と答えて誤魔化すべきかを考えていた
雄「お熱は？」
……ほら、
薮「ひ、秘密だよ」
雄「……分かった」
不満げな表情のゆーやを見て、失敗したことを悟った
薮「光と慧がいないから、ちょっと探してくる
できるだけ早く戻ってくるから、それまで寝とけよ！」
少し気まづくて、逃げるように言った
雄「分かっ…ｹﾎｯ」
そんな状態でも気遣わせたり、そういうところで無理をさせているのだろう
薮「無理するなよ、じゃあ行ってくる」
雄「…ん」
ゆーやと大ちゃん、二人きりで大丈夫かな
不安な気持ちを抱きながら、階段を駆け下りた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れもん(プロフ) - るなさん» 勝手につけられるのは嫌ですね… BLのフラグ、つけておきますね！忠告していただいてありがとうございます！ (2018年2月23日 21時) (
レス) id: f60ae51127 (このIDを非表示/違反報告)
るな - 主人公がいないお話ならBLのフラグをつけた方が言いと思います!!じゃないと勝手にフラグをつけられますよ。 (2018年2月23日 20時) (レス) id: 07f554fbc5 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - めろんさん» 圭人！いいですねぇ(*^^*)出します！応援ありがとうございます！ (2017年1月25日 23時) (レス) id: 420b6b17da (このIDを非表示/違反報告)
めろん(プロフ) - とても面白いので更新頑張ってネ(｡-_-｡)圭人も出せたら出して欲しいです！ (2017年1月24日 20時) (レス) id: b14130d1a7 (このIDを非表示/違反報告)
れもん(プロフ) - 香南さん» 高木くんは結構重要な役なので、沢山出てきますよ！応援ありがとうございます。頑張ります(*^^*) (2017年1月20日 23時) (レス) id: 420b6b17da (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：れもん | 作成日時：2016年11月21日 22時
