三井寿＊初恋 ページ7
洋「あ、ミッチーだ」
『ほんとだミッチーだ』
三「なんでお前らまでミッチーで
定着してんだよ…」
校内の自販機でバッタリ三井と遭遇
したAと水戸。
『やっぱレモンティーだよね〜』
水「コーラだろ」
Aが小銭を入れようとすると、
先に三井が500円玉を入れた。
ピッ
ガタンッ
三「ほらよ」
『え？』
ん、とぶっきらぼうに渡されたミルクティーをポカンとしながら受け取る。
三井はコーラのボタンも押して水戸へ
投げ渡した。
水「お、いいの？｣
三「まぁ、なんつーか…お前らには
迷惑かけたからな、詫びだよ」
水「『！』」
バスケ部襲撃した時の事か…
『ミッチー意外と律儀ー』
三「意外とってなんだよ…つーかそれ
言ったらお前の方が意外だろ｣
『なんで？』
三「そのナリで喧嘩すんだからよ｣
と三井は、水戸たちと一緒になって
拳を振るっていたAを思い出す。
水「高校入ってからはさせてないけどな」
三「あん時してたじゃねぇか」
『あれはしょうがないよ、人数多かったし。
ミッチー軍団』
水「そーそー、ミッチーがたくさん
連れてくるもんなぁ」
ははっと水戸とAは三井を
からかう。
もやぁと罪悪感が芽生え口を尖らせて
三井は自販機でポカリを購入した。
三「ソレ買ってやったんだから
いーだろ！」
『割りに合わなーい』
三「うっせぇ！もう行くぜ俺は｣
プイッと三井は踵を返して去った。
〜
花「ハルコさん！見ていましたかこの
天才のシュートを！」
晴「すごいわ桜木くん！もうここまで
上達するなんて！」
パァァと顔を明るくさせて笑顔を見せる
花道。
『恋の力は偉大だ』
水「何言ってんだ」
そんな2人を見てポッキーを咥えながら
呟いたAを水戸が鼻で笑う。
『なんか、羨ましいなーって思って』
水「なにが？」
『好きな人のために頑張れる花道が。
今は純粋にバスケットに夢中だろうけど』
2階から柵に肘をついてボーッと
見下ろす。
『まだ恋した事ないからなぁ…』
水「…」
『好きな人ができると、どうなっちゃう
んだろうね』
Aが独り言のように聞くと、
それまで黙って聞いてた水戸が口を
開いた。
水「…俺が教えてやろうか」
『んえ？』
グッ、と水戸が顔を近づける。
瞬きをして水戸を見つめるA。
水戸の顔は更に近づき…
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シルビア☆姉貴 - 牧さん、、、、格好良すぎる！！！！(^o^)v(*^^*)(^ω^) (2021年7月16日 11時) (
レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - 面白すぎ！！！！めっちゃファンです！！スラムダンクハマりたてなので凄いときめく！応援してます！ (2021年3月29日 0時) (レス) id: 2912baf146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモーン | 作成日時：2021年1月22日 15時
