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風呂から上がって、暑いから下だけ
スウェットを履いて肩にかけたタオルで
ガシガシと髪を拭きながらリビングへ
向かった。
ソファに座ってテレビに夢中なAの後ろ姿。
背もたれ越しに、後ろからAの肩に
腕を回した。
仙「A」
『わ、びっくりした』
肩を跳ねさせて俺を振り返るA。
『冷たい！髪の毛乾かしなよ。服も着ないと』
お母さんみたいなことを言う彼女に
笑みが零れる。
仙「じゃあ、乾かしてよ」
『…しょーがないな』
洗面所からドライヤーを持ってきて、
ソファに座るAの前の床に腰を
下ろす。
カチッとドライヤーのスイッチが入る音が
してAが優しく髪を左右に撫でていく。
美容院でやってもらうのとはまた違う、心地よさ。
しばらくして、おしまい、とAが
ポンと頭を撫でた。
仙「サンキュ」
そして、ドライヤーを置いたAの腕を
掴んで、ソファから引きずり下ろす。
足の間に座らせて後ろから抱きしめた。
ふわりと香るシャンプーの匂い。
同じシャンプーなのに、なんでこんなに
いい匂いなんだろう。
『くすぐったいよ』
首筋に鼻を当ててると、ふふと笑って
身をよじるA。
かぷ
『ひっ』
その耳に甘噛みすると、可愛い声が漏れる。
ちゅ、とキスをして耳元で甘く名前を呼ぶと
Aはゆっくり振り返った。
2回。重ねるだけのキスをしてまたギュッと
抱きしめる。
『…今日は、甘えん坊だね』
仙「だって、ずっと子供達と遊んでて、
俺には構ってくれなかっただろ？｣
グリグリと頭を押しつける。
『ごめんってー』
仙「ん、今は俺だけのものだから」
今っていうか、これからもだけど。
『彰、子供みたい』
子供みたい。
その言葉が妙に頭に響いた。
そんなこと、言われたこと無かったから。
大人にみられる方が多い。
仙「俺が？」
『うん』
こくんと頷くAに
ああ、そうかもな。と納得した。
もし、子供だったら、じゃない。
子供だ。
イタズラもするし、独占するし、甘えるし。
でもそれは
たった1人。
俺が、大人ぶってる仮面とか、エースとして
の責任、とか。
型を外して、ありのままでいられるのは。
仙「A」
『んー？』
仙「…好き」
『…いきなりどうしたの』
仙「大好き」
『…私もだよ』
仙「…愛してる」
『…ふふっ、何それ』
仙「…Aは？｣
『…私も、愛してる』
慣れない言葉に頬を染める、彼女だけ。
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シルビア☆姉貴 - 牧さん、、、、格好良すぎる！！！！(^o^)v(*^^*)(^ω^) (2021年7月16日 11時) (
レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - 面白すぎ！！！！めっちゃファンです！！スラムダンクハマりたてなので凄いときめく！応援してます！ (2021年3月29日 0時) (レス) id: 2912baf146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモーン | 作成日時：2021年1月22日 15時
