＊ ページ32
ガラッ
仙「ここにいたのか｣
『…なに』
ムスッと不機嫌に中に入ってきた
仙道を見る。
仙「いや？」
『…言わないから』
仙「お見通しか」
仙道はAに近づくと、机の前に立って
片手を置いた。
仙「…なぁ、なんで俺がこんなに気になるか
分からない？」
『ただの好奇心でしょ』
仙道はいつになく真面目な顔をAに
向ける。
仙「好きだからだよ」
『っ！』
仙「誰にも奪われたくない」
机に置いた手で、顎をすくいあげる。
そのまま屈んでー…
田「越野！神川はどこだ？｣
越「まだ部室にいるんじゃないすか？」
そんな会話が扉の奥から聞こえた。
そうか、と近づく足音。
越「あっ、やべ…！」
ガラッ
田「なんだ？いないじゃないか」
越「え！？」
慌てて越野が部室を除く。
そこに誰の姿もなく、書きかけの日誌と
Aのバックが残っていた。
越「あ、あー！トイレかも！腹痛てぇって
言ってたから！」
田「そうか…急ぎの用じゃないから
明日でもいいか」
閉まる扉に越野に越野はホッと息を吐いた。
〜
田「いないじゃないか」
『狭い…！』
仙「しー｣
ガタガタと揺れるロッカー。
扉が開く直前、仙道によってロッカーの中に
引き込まれたA。
中でAは仙道に背を向けた状況で
背中は仙道に密着している。
『なんで隠れないといけないの…！』
仙「邪魔されたくなかったから｣
『な…！』
ガララ
仙「…行ったみたいだな」
『じゃあもう出よう！』
ロッカーを開けようと伸ばした手が
捕えられる。
仙「出たらまたはぐらかすだろ。
俺は本気だ｣
スリ…と仙道の唇が耳に当たる。
仙「だからその痕の事だって気になるし、
隠されると余計知りたくなる」
『…言ったらどうするの？』
仙「…どうしようか？｣
耳元で囁く仙道。
『…』
もう本当の事言っちゃおうかな…
仙「…」
ベロッ
『っひ…！？』
な、なに、今の！？
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シルビア☆姉貴 - 牧さん、、、、格好良すぎる！！！！(^o^)v(*^^*)(^ω^) (2021年7月16日 11時) (
レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - 面白すぎ！！！！めっちゃファンです！！スラムダンクハマりたてなので凄いときめく！応援してます！ (2021年3月29日 0時) (レス) id: 2912baf146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモーン | 作成日時：2021年1月22日 15時
