清田信長＊チョコレート ページ24
「A！はい友チョコ！｣
『わーありがと！はいじゃあお返し！』
「ありがと〜！｣
そんなやり取りがA達だけでなく、
あちこちで行われていた。
2月14日 バレンタイン。
女子は手作りのチョコをクラスで配り
男子はソワソワしている。
そして…
清「…」
そわそわそわそわそわ…
清田信長も例外ではなかった。
落ち着かない様子で椅子に浅く座り
軽く貧乏揺すりをしている。
「席につけー」
担任が教室に入り声をかけると各々
自分の席へ戻っていく。
Aも清田の隣の自席へ座り教科書を
開いた。
『あ、信長』
清「っ！」
ドキッ
高鳴る胸を抑えて「なんだよ」と平然を
装う。
『あのさ』
清「…｣ドキドキドキ
『寝癖ついてる』
清「…｣
Aの言葉に俯く清田。
そしてしばらく肩を震わせていたが
顔を上げ
清「うるせーーんだよこの馬鹿女！！！｣
目を三角にして声を上げた。
『はぁぁ！？教えてあげたのに何それ！』
訳が分からずいきなり馬鹿女呼ばわりされた
Aは負けじと言い返す。
『てか髪切んなさいよ！バスケ部のくせに！』
清「髪型でプレイが変わるわけねーだろ！｣
『もっと神さんとか牧さんとか見習えっての！』
清「お前こそもっと女らしくおしとやかになりやがれ！」
「静かにせんか！！！」
清「『うっ…』」
教師の怒声に2人はしぶしぶ口を閉じた。
〜
休み時間になる度、清田はトイレに行った。
清「(きっと女子は直接渡すのが恥ずかしい
に違いねぇ！てことは俺が一旦いなく
なればその間に机の中に大量のチョコがはいってるにちがいない！)｣
と、仮説を立てたが
一限目の休み時間も
清「…(ねぇ！)｣
二限目も
清「(ない！)」
三、四限目も
清「(空じゃねーか！)」
結局、午前中の収穫は0だった。
肩を落として体育館へ向かう。
そこには既にシュート練をする神の姿があった。
清「神さん！もう飯食ったんすか？」
神「いや、シュート練してから食べようと
思ってる。ノブは？」
清「俺は授業中に早食いしたんで！」
そう言って手に持っていたボールを
ドリブルしてゴールまで走りダンクを
決めた。
そうして昼休みの間は体育館で自主練を
行う。
神「じゃ、そろそろ飯食べてくるよ」
清「うっす！…あ、神さん！」
神「どうした？」
呼び止められ振り向くと清田は
声のボリュームを落として聞いた。
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シルビア☆姉貴 - 牧さん、、、、格好良すぎる！！！！(^o^)v(*^^*)(^ω^) (2021年7月16日 11時) (
レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
梅(プロフ) - 面白すぎ！！！！めっちゃファンです！！スラムダンクハマりたてなので凄いときめく！応援してます！ (2021年3月29日 0時) (レス) id: 2912baf146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レモーン | 作成日時：2021年1月22日 15時
