第1話 ページ3
親もいない…親戚もいない
だから、知らないおじに引き取られた
けど、家の中が嫌だった…
おじには子供がいた…自分の娘
あの人には散々こき使われた…
自分が憎かった…
だから…時々家から抜け出し
路上でライブを行っていた
貴方「〜♪〜♪……」
歌を歌っている時は
嫌な思いを全部吹き飛ばすことが出来た
家に帰るとストレスが溜まり
路上ライブで発散
その繰り返しだった…
そんなある日…
僕はある人と出会う
その名は…小鳥遊音晴
小鳥遊「…君、芸能界は興味ないかい？」
それが…僕の運命を変えた
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小鳥遊「ごめんね？連れ出しちゃって…」
貴方「いえ…大丈夫です」
小鳥遊「君、家族は？」
貴方「いません」
小鳥遊「じゃぁ、今はどこで暮らしているの？」
貴方「…知らないおじのところです…」
小鳥遊「…ねぇ、君…私の事務所に来ないかい？…寮も付いてるよ？」
貴方「寮…とは？」
小鳥遊「用に…家だね」
貴方「…一人暮らし…？」
小鳥遊「そういう事だね…どう？やる気は…ある？」
貴方「あります…あなたの事務所に…入れさせてください！」
小鳥遊「うん、歓迎しよう…た、だ、し！…君は…後輩だ 先輩がいるからね、ちゃんと挨拶しなさいよ？」
貴方「あ、はい…」
小鳥遊「それと…君の名前…聞いていなかったね…君の…名前は？」
貴方「僕は…佐々木…Aです」
小鳥遊「Aだね…うん、ようこそ、小鳥遊事務所へ…万理くん」
万理？「はい、今回から君のマネージャーだよ？よろしくね、えっと…」
貴方「A…で、…です…」
万理？「そんな固くならなくていいからね、俺は大神万理だよ、よろしくね」
貴方「あ、はい！よ、よろしくお願いします…！」
万理「さー、早速だけど…Aちゃんの先輩となる方々に会いに行こうか」
波乱な僕の
平凡かつ平凡じゃない生活が
始まろうとしている
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作者名：骨喰三月 | 作成日時：2018年4月13日 0時
