第二話 ページ4
パチェ「ええ、こんにちは、A」
A「…で? 久しぶりね」
パチェ「ええ…」
長い沈黙…私、沈黙苦手なんだよねぇ…
パチェ「単刀直入に聞くけど…」
パチュリーが切り出した。
パチェ「フランにさっき、傷を作ったのは貴方よね?」
A「………ええ。そうだけど何か?」
パチェ「いいえ。ただ何故なのかが気になって…」
A「…ムカついた。」
パチェ「え?」
A「こわしても私が直せばいいって考えてるフランドールにムカついたの 私だって消したい。オワラセタイ!」
私だって遊びたいもの。
パチェ「そう…ていうかフランドール? もうフランって呼んでないの?」
A「っ! そ…それは…」
パチュリーとかお姉様とか咲夜達の前では喧嘩してるって勘付かせないように「フラン」って呼ぼうとしてたのに…57年間出来ていて今更失敗に終わっただなんて!
パチェ「言いたくないのならいいわ」
パチュリー・ノーレッジはこの館の当主様であるお姉様の親友よ? 信頼してもいいのよね?
パチェ「レミィとか咲夜とか小悪魔には言わないわ…あー…言わなくてもいいけどね?」
A「フランドールとは…その…ずっと喧嘩してて…」
パチェ「そう…でもなんで?」
A「なんか…意見が分かれたのは覚えているけど…」
パチェ「そうね…まぁいいわ。でも嫌がらせは程々にね。」
A「分かってるわよ!」
パチュリー「じゃあね」
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作者名:かぽなん | 作成日時:2020年9月14日 21時