検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:7,346 hit

第二話 ページ4

パチェ「ええ、こんにちは、A」



A「…で? 久しぶりね」



パチェ「ええ…」



長い沈黙…私、沈黙苦手なんだよねぇ…




パチェ「単刀直入に聞くけど…」



パチュリーが切り出した。



パチェ「フランにさっき、傷を作ったのは貴方よね?」



A「………ええ。そうだけど何か?」



パチェ「いいえ。ただ何故なのかが気になって…」



A「…ムカついた。」



パチェ「え?」



A「こわしても私が直せばいいって考えてるフランドールにムカついたの 私だって消したい。オワラセタイ!」




私だって遊びたいもの。




パチェ「そう…ていうかフランドール? もうフランって呼んでないの?」




A「っ! そ…それは…」



パチュリーとかお姉様とか咲夜達の前では喧嘩してるって勘付かせないように「フラン」って呼ぼうとしてたのに…57年間出来ていて今更失敗に終わっただなんて!



パチェ「言いたくないのならいいわ」


パチュリー・ノーレッジはこの館の当主様であるお姉様の親友よ? 信頼してもいいのよね?



パチェ「レミィとか咲夜とか小悪魔には言わないわ…あー…言わなくてもいいけどね?」



A「フランドールとは…その…ずっと喧嘩してて…」



パチェ「そう…でもなんで?」



A「なんか…意見が分かれたのは覚えているけど…」



パチェ「そうね…まぁいいわ。でも嫌がらせは程々にね。」



A「分かってるわよ!」



パチュリー「じゃあね」

第3話→←第一話 



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:かぽなん | 作成日時:2020年9月14日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。