114 - side Daiki ページ20
「いのちゃん、どーすんだよ」
「ほーふるっへ、はにが〜？」
バーベキューで焼いた肉を頬張りながら、間延びした声で言うそいつ。
なんとか火は起こせたものの、料理の準備や片付けは亜紀や花緒ちゃんに任せっきりだ。
今もふたりは川で冷やしたスイカを切りに行ってくれている。
女子ふたりがいない隙に、ひそひそといのちゃんを問いただしてみることにした。
「花緒ちゃんのことに決まってんだろ」
「どーするって言われてもねぇ…」
この状況で「何を」「どうする」といえば、告白しかないだろう。
さっきから男子と女子に分かれて行動することが多い。
今までの花緒ちゃんといのちゃん、亜紀と俺っていうペアが嘘のようだ。
花緒ちゃんがいのちゃんを避けてる？それはもう、あからさまに。
聞けば誕生日も祝ってもらっていつの間にか鎌倉に遊びにも行ってて、なのにまだ付き合ってないとかおかしい。
「なるようにしかなんないでしょ、その場の状況しだい。んっ、肉うまっ」
「じゃあ、今日告んないの？」
「んー、わかんね。焼きトマトもうまい〜」
「わかんなくないでしょ」
「自分が彼女できたからって調子のんなよー」
「のってねーし！俺は心配して…」
「心配しなくても、だいじょーぶだよ」
大丈夫じゃなさそうだから気になるわけで。
今日のチャンスを逃すなんて、と俺なら思っちゃう。
タイミングとかチャンスとか、そういうのはいのちゃんとは無縁なのかもしれない。
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藤子(プロフ) - まつさん» まつさん、ただいま戻りました…！変わらず待っていてくださってうれしいです(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2020年12月14日 19時) (
レス) id: 373c37caec (このIDを非表示/違反報告)
まつ(プロフ) - 藤子さんおかえりなさーい(∩´∀`∩) (2020年12月14日 2時) (レス) id: c1ce19b84f (このIDを非表示/違反報告)
藤子(プロフ) - まつさん» 二人きりの夜にどう出るか…彼にかかってますね！いつも読んでくださってありがとうございます(^^) (2019年9月2日 0時) (レス) id: 373c37caec (このIDを非表示/違反報告)
まつ(プロフ) - ドキ(*´ｪ｀*)ドキ……ドキ(*´ｪ｀*)ドキ (2019年9月1日 14時) (レス) id: 1721241396 (このIDを非表示/違反報告)
藤子(プロフ) - まつさん» まつさん…！！以前と変わらず待ってくださっていたことが本当に嬉しいです…（ ; ; ）！もう少しで完結させるつもりです、番外編でもっとらぶらぶしてほしいな〜なんて…よければ今後もご覧くださいね。本当に感謝です。 (2019年8月14日 8時) (レス) id: 373c37caec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藤子 | 作成日時：2017年1月5日 20時
