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「んふふ、来ちゃった」

「みんな…!どうして?」


ひらひら手を振りながら、カウンターを挟んで私の前に来た伊野尾くん。

続いて有岡くんと、亜紀も。


「伊野尾くんが花緒のバイト先教えてほしいってしつこいから連れてきたの」

「いやーそんなしつこくなくない?まあバイトの制服見たいとは言ったけど」

「そういうとこちょっと変態っぽいんだよなーいのちゃんは」

「ねー。ちょっとっていうか、かなりだと思う」


有岡くんと亜紀が顔を見合わせる。

伊野尾くんも、バイト先を知りたいってところは否定しないし…。


…昨日の今日で伊野尾くんと顔を合わせるの、やっぱり気まずい。

でも伊野尾くんはいつも通りだから、私が変な態度をとった方が怪しまれる。

有岡くんも亜紀も、友達なのに昨日の私たちのことは知らないのだ。


「そーだ、これお願いしまーす」


伊野尾くんがカウンターの上に載せたのは…


「静岡と山梨…?」

「夏休みの旅行!考えようと思って」


カラフルな表紙のそれは、よく見かける観光スポットを特集した雑誌だった。

有岡くんと行ったりするのかな…?


「4人で行こうって、さっきいのちゃんから提案あったんだよ」

「えっ?4人って…」

「さっき花緒にもラインいってたと思うけど。バイトだから見てないか」


私の知らないところで話が進んでいたらしい。

まさか、この4人で旅行するなんて。

うれしいような、いきなりの展開にびっくりしたような。


と、とりあえずお会計しないと…。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧   
作品ジャンル:恋愛
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藤子(プロフ) - まつさん» まつさん、ただいま戻りました…!変わらず待っていてくださってうれしいです(((o(*゚▽゚*)o))) (2020年12月14日 19時) (レス) id: 373c37caec (このIDを非表示/違反報告)
まつ(プロフ) - 藤子さんおかえりなさーい(∩´∀`∩) (2020年12月14日 2時) (レス) id: c1ce19b84f (このIDを非表示/違反報告)
藤子(プロフ) - まつさん» 二人きりの夜にどう出るか…彼にかかってますね!いつも読んでくださってありがとうございます(^^) (2019年9月2日 0時) (レス) id: 373c37caec (このIDを非表示/違反報告)
まつ(プロフ) - ドキ(*´ェ`*)ドキ……ドキ(*´ェ`*)ドキ (2019年9月1日 14時) (レス) id: 1721241396 (このIDを非表示/違反報告)
藤子(プロフ) - まつさん» まつさん…!!以前と変わらず待ってくださっていたことが本当に嬉しいです…( ; ; )!もう少しで完結させるつもりです、番外編でもっとらぶらぶしてほしいな〜なんて…よければ今後もご覧くださいね。本当に感謝です。 (2019年8月14日 8時) (レス) id: 373c37caec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藤子 | 作成日時:2017年1月5日 20時

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