検索窓
今日:3 hit、昨日:1 hit、合計:10,623 hit

3 ページ3

.





ト「この子が俺の彼女で、Aね
見ての通り悪いやつじゃない」




トミーらしい雑な紹介の仕方で空気が軽くなる



A「なにその紹介…!

あ、はじめまして。Aと申します
急にお邪魔してしまってすみません!」





やっぱりダメだったよね、と言いながらトミーのほうを不安そうに見る彼女

緊張してるのが伝わってきた





カ「いや全然大丈夫です!
トミーから聞いてると思うんですけど、佐藤寛太です!」



フルネームを勢い良く名乗る俺
人見知り感満載だろう





A「あ、はい!佐藤寛太さん!
いつも動画で拝見してます!最近見始めたばかりですが!」



カ「あ、ありがとうございます」



イヒヒ、とトミーの笑い声が聞こえる
たぶんこのやりとりで笑ってる




ト「Aはサークルの後輩の友達でさ、イベントのことでちょっと手伝ってもらってたことがあって、そっからまぁ色々あった」




会場でAが凄え迷子になってて、そこで俺が話しかけたんだよなー。と出会いの経緯を話してくれてる






トミーとはもうコンビ組んで長いからなんとなくわかる、幸せそうだ
Aさんもいい人そうで、きっとトミーとすごく仲がいいんだろうな





2人が並んで話してるところを見て、「お似合いだな」と思った







.







.






.






あれから後輩全員にも紹介をしたらしく、
週に2回くらいの頻度でAさんが水溜りハウスに来るようになった


最初は申し訳なさそうに静かに来て、2時間くらいで帰ってた



それを見かねたキイチPさんまんずが、ちょくちょく声をかけてリビングで馴れ初めを聞いたりしてた






その甲斐あって2ヶ月たった今では、トミーがいなくてもリビングで後輩とAがゲームしたりしてることが多くなった







その輪に俺がたまに入ることも、そう時間のかかる事じゃなかった

あの花に手を伸ばした→←2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (15 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
65人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ヨシコ | 作成日時:2019年6月15日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。