あなたを失ってまで生きたくはない

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なにもかもいつも通りの今日


企画考えて、撮影して、編集して、



後輩が買ってきてくれたご飯を食べながら1人の時間









…今日もいい一日だった


そんなことを思いながらパスタをすする









今日は比較的ゆるい日だ

打ち合わせもないし、ストックの編集まで終わってて珍しく暇


こういう時はノートに新しい企画を考えて書き出したりするんだけど、なんでか今日はノートを開かなかった







そういえば、トミーが帰ってこない




日常のカメラも回る気配がない






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「カンタ、ちょっといい？」





1人の時間も1時間半を過ぎようとした頃

ドアの外からトミーの声と、律儀にドアのノック音




カ「なにー？」


ト「ちょっと話あんだよねー開けるぞー」


カ「あいよー」





新しい企画でも始まるのかな、あ、グッズの確認今日までだっけ？

話というのに心当たりがなくて無意味に考えを巡らせる







ト「あー、
いちいち報告することでも無いんだけどさー
いや、報告することか」


カ「え、なに笑」









ト「…付き合ってる人いる、1ヶ月前くらいから」



カ「え！！全然気付かなかったんだけど！おめでとうございます！」



ト「いやなにがおめでとうだよ笑

まぁ、一応報告。チャンネルに迷惑かけるとかはない」





照れつつも俺が気にするであろうと、水溜りボンドに迷惑はかけないと言ってくれたトミー


その辺はうまくやってくれるだろうし、とにかくまずは相方が幸せそうなのでめでたいと思う



カ「にしてもなんでこのタイミング？いつでもいいけどさ」


ト「とりあえず安定してきたしな。

あと、今日来てもらってる。
嫌ならいいんだけど、大丈夫？」

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