五話 ~隠していた力~ ページ6
「司法さん、黙っていてすみません、これも思い出した記憶の一つです。」
「Aは帝王の娘さんやったんか…言葉遣いなおした方がいい?」
少し戸惑ったがすぐに司法は返事をした。
次期帝王であるAにタメはダメだと思っての質問であろう。しかし当の本人は
「いえ、今まで通りに接していただけると嬉しいです。」
少し司法は驚いた様だが少し安心したように「そうか、ならいいわ。」
そう言った。
ここで今まで黙ってきた安倍と行政も話し出した。
「いい加減この妖術解いていただけませんかねぇ。」
Aはこの問に顔色一つ変えずに、
「それは無理ですね、妖術を解けば気配を強めていくじゃありませんか、人である芦屋くんには刺激が強すぎます。実際に貴方も体験致しますか?」
Aは相当怒っていた様だ。
それに実際Aは行政達が怯えるほどの気配を出す事が出来るほどには気配があった。
そこでの今の発言だろう、Aが本気を出せばここに居る者達を皆殺しも容易いものなのだ。
「体験するのは嫌ですね、気配を押さえるので解放して頂いても?」
流石に行政でも妖術に縛られると気分が悪く悪いのだ。
「…気配を抑えなかった場合腕を一本頂きますね。」
Aは少し考えたあとそう淡々と返し妖術を解いた。
✄−−−−−−キリトリ−−−−−−✄
はい!急展開通ります!
…すみません、深夜テンションなもので……
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彩色(プロフ) - サクラさん» コメントありがとうございます(*_ _)喜んで頂けて私も嬉しいです! (2019年2月15日 22時) (レス) id: 9b86ae7bbf (このIDを非表示/違反報告)
サクラ - 作品とっても面白いです!司法様が好きなのですごく嬉しいです!更新頑張ってください (2019年2月15日 22時) (レス) id: 2523bf0056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彩色 | 作成日時:2019年2月11日 17時