GENERATIONSの愛され姫

桜木 ページ35

相「そろそろ、移動しますー？」
カ「そうだね〜」
二人に無理やりつれて来られたのは、ホテル。
雛ちゃんは、連れてかれる私を笑顔で見送ってた、、、

大丈夫。私落ち着いて、、、
逃げなきゃ、、、
『私、先にシャワー浴びてきてもいいですか？』
そう言うと、二人はニヤニヤ笑いながら いいよと言った。

風呂場に来た私は、携帯を叩きつけて壊し
、着けてたピアスとネックレスを溜めていた水の中にいれた。

そして、できるだけ長くシャワーを浴びることにした
相「Aちゃん、まだ？」
タイムオーバー、、、みたい。


誰か助けて・・・



カ「今から脱ぐのにわざわざ服着なくてもいいじゃん」
そう言いながら爆笑するカメラマン達にバレないように
壊した携帯をベットの近くに静かに落とす。




ピンポーン、、、
相「ｯﾁ､こんな時に誰だよ。」
服に手をかけられた時、部屋のチャイムが鳴った。

私は一瞬動きが止まったのを見て、
ドアにダッシュした。

勢い良くドアを開けて、目の前の人に抱きつく。
相手も私だと気づくとすぐに抱きしめ返してくれた。
「ごめんな。」
『んん。ありがとう、、、』
少し遠くで、さっきまでヘラヘラ笑ってた男達の叫ぶ声が聞こえる。
それを聞かせないように見せないようにと私を強く抱きしめてくれる。
いつもと同じ温もりに安心して、、、
眠気が襲ってきた。

平気だと思ってたけど、、、
私
怖かったんだ、、、


「目が覚めたら、全て夢になってるから」
そう言いながら優しく頭を撫でてくるから、、、
私は深い眠りに落ちていった

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