放課後 ページ6
あの後昼休みが終わり、私は自分の教室に戻った
そして、午後の授業も終わり、あっという間に放課後になる
「んー、疲れた」
童磨「お疲れ、A」
「童磨もお疲れ様。…あれ?妓夫太郎と猗窩座は?もう教室出ちゃった?」
童磨「そうみたいだねぇ」
「そっか。まぁ妓夫太郎は堕姫の所に。猗窩座は恋雪ちゃんの所に行かないとだものね。私も中等部に行って、無一郎と有一郎の所に行かないと。…そういえば、童磨。今日は外がやけに騒がしくない?」
童磨「窓から覗いてみるかい?」
窓を開け、童磨と一緒に外を見てみると
「凄い数の女子生徒が校門前で屯ってるね。何かあったのかな?」
童磨「…その女子達の中心にいるのは、あのお方と紅蓮殿じゃないかい?」
「え?あ、本当だ。学校に来るなんてどうしたんだろう?それにしても、相変わらず二人はモテるね」
童磨「本当だねぇ」
「一先ず私は二人の元に行くよ。またね、童磨」
童磨「またねー!A」
私は童磨と別れてすぐに、二人の元に向かった
「無惨!」
無惨「ようやく来たか、A」
「うん、あれ?紅蓮は?」
無惨「あそこだ」
無惨の指をさした方を見ると、紅蓮が沢山の女子生徒に囲まれていた
「おぉ…モテるね、紅蓮。で、無惨は何でここに?」
無惨「学校が早く終わったからな。Aと帰ろうと思っただけだ」
「そ、そっか。なら、早く紅蓮を救出したいけど」
どうやら紅蓮は今、告られているみたいだ。流石に邪魔する訳には行かない
という事で、私は無惨と話しながら紅蓮が解放されるのを待った
紅蓮「よ、ようやく解放されたぞい」
「お疲れ様。かなりかかったね。で…分かってるけど、なんて言ったの?」
紅蓮「何がじゃ?」
「何がって返事だよ、返事。複数の女子生徒からさっき"付き合ってください!"って言われてたでしょ?その返事は何て言ったの?紅蓮」
紅蓮「うむ、その事じゃったか。それなら、良いぞって言ったぞい」
「そっか。良いぞって言った……え!よ、良いぞ?」
紅蓮「うむ、良いぞじゃ」
無惨「お前は珠世が好きだったんじゃないのか?」
紅蓮「な…何で、そこで珠世殿が出てくるんじゃ!?」
「出てくるよ!良いぞって言ったんだから!ち、ちなみに複数から言われてたけど…誰に言ったの?」
紅蓮「付き合って!…と言われた全員に言ったぞい。…うむ?何故、二人してそんな顔をしておるのじゃ?」
「…紅蓮。流石に最低だと思う」
紅蓮「な、何故じゃ!?」
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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!また新しい作品を書いたら是非見てください! (2020年5月14日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。凄く面白かったです! (2020年5月14日 6時) (レス) id: e38d7588b6 (このIDを非表示/違反報告)
ami - 希望にこたえて未来の話まで書いてくださってありがとうございました!完結おめでとうございます!お疲れ様です*とてもすきな小説でした♪みんなが幸せになれてよかったです (2020年5月14日 1時) (レス) id: ed39d78a1e (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!任せてください。三人は幸せで暮らせるようにします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 良かった。三人が今世では幸せに暮らせるようにしてくださいね。 (2020年4月30日 22時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
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