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再会2 ページ41

黒死牟の言う事を聞かずに、私達は黒死牟の話をしていた。そして話が一段落ついたので、私は落ちているスマホを拾い上げて言う

「そうだ、縁壱。連絡先交換してもいいかな?黒死牟の話をもっと聞きたいんだよ」

縁壱「はい。私も鬼の時の兄上の話をもっと聞きたいです」

そう言って、縁壱と連絡先を交換すると

?「A!」

「あ、迎えがきたみたい」

縁壱「そうですか。なら、良かったです」

「うん。助けてくれて本当にありがとう、縁壱。またね」

縁壱「はい」

「黒死牟もまた会おうね!」

黒死牟「…次会う時は私の話以外の話をしてくれ」

「え?嫌だけど」

縁壱「いくら兄上のお願いでも嫌ですね」

黒死牟「………。」

「またね!」

そう言って、私は無惨の元に向かった

「無惨!」

無惨「A!」

「わっ!無惨、どうしたの?」

無惨は私に抱きついてきた

無惨「紅蓮からお前が襲われていると連絡が来た」

「あっ…うん。もう大丈夫だよ。ある人が助けてくれたから」

無惨「ある人だと?」

「うん、通りすがりの人。だから、もう大丈夫だよ」

無惨「そうか」

「うん。とりあえず、紅蓮に連絡するね」

無惨「あぁ。そうしろ」

私は紅蓮に電話をする

「もしも───」

紅蓮「A嬢ーーーっ!」

「(ビクッ)だ、だから紅蓮。いきなり叫ぶとびっくりするよ」

紅蓮「それはすまぬ…ってそんな事はどうでも良い!それよりも無事じゃったか!怪我はないかの!?」

「大丈夫だよ。かすり傷一つないから安心して。無惨とも会えたから」

紅蓮「そ、そうか。なら、良かった…」

「うん、ありがとう。今から帰るね」

紅蓮「うむ、夕飯が出来ておるぞい。帰ったら皆で食べようぞ」

「え?二人はまだ食べてないの?」

紅蓮「勿論じゃ。A嬢がいない夕飯など、吾らは嫌じゃからのう」

「…そっか。じゃあ、急いで帰るよ。またね、紅蓮」

そう言って、私は電話を切る

「帰ろう、無惨」

無惨「あぁ」

私達は話をしながら、家に向かって歩く

「それでね───あ!」

無惨「どうかしたのか?A」

「うん、無惨。私ね、無惨に伝えないといけない事があるんだ」

無惨「そうか、何だ?」

「うん。あのね、無惨」

私は立ち止まり、無惨の目をしっかり見て言う

「あまり言いたくはなかったんだけど…やっぱり言わないといけないと思って。あのね、無惨。私は無惨の…」

無惨「私の?」

「無惨のお菓子なんて食べてないからね!」

無惨「………は?」

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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!また新しい作品を書いたら是非見てください! (2020年5月14日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
- 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。凄く面白かったです! (2020年5月14日 6時) (レス) id: e38d7588b6 (このIDを非表示/違反報告)
ami - 希望にこたえて未来の話まで書いてくださってありがとうございました!完結おめでとうございます!お疲れ様です*とてもすきな小説でした♪みんなが幸せになれてよかったです (2020年5月14日 1時) (レス) id: ed39d78a1e (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!任せてください。三人は幸せで暮らせるようにします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 良かった。三人が今世では幸せに暮らせるようにしてくださいね。 (2020年4月30日 22時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホルン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年4月30日 15時

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