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昼休み ページ5

「…ようやく、書類の仕事が終わった!」

錆兎「良かったな、A」

「錆兎が手伝ってくれたお陰だよ。ありがとう」

錆兎「あぁ、どういたしまして」

「うん、しのぶもありがとう」

しのぶ「いえ、これ位の仕事の手伝いなら、お易い御用ですよ」

「本当に助かったよ。書類仕事が終わってなかったら、余計に積怒に怒られてたから」

錆兎「そうだな。昼休みは頑張れよ」

「そうだね。頑張って逃げるよ」

錆兎「俺はそういう意味で言ったんじゃないぞ」

しのぶ「そうですよ、Aさん。自分が悪いと理解しているなら、逃げないで説教を受けるべきです」

「…冗談だよ。勿論、逃げずに説教を受けるつもり。今日の遅刻は完全に自業自得だからね」

しのぶ「そうですか。なら、良かったです!」

「うん。じゃあ、私は自分のクラスに戻るね。本当にありがとう、二人共」

そして、午前の授業も終わり…昼休みになったので、私は潔く積怒からの説教を受けた

「う…ようやく解放されたよ、鳴女」

鳴女「お疲れ様です、A様」

「…いつも言っているけど、私の事は呼び捨てでいいんだよ?」

堕姫「それを言うなら、Aもでしょ」

「いや、だって…ずっと堕姫って呼んでたのに、いきなり梅に変えろと言われてもね…」

二人と一緒にご飯を食べていると

?「謝花さん、呼んでるよ」

その女子生徒が指をさす方を見ると、そこには一人の男子生徒がいた

「あぁ…告白か。本当にモテるね、堕姫」

堕姫「Aの方がモテるでしょ」

「え?まさか。私は全然だよ。確かに、告られた事はあるけど…堕姫程じゃないし」

堕姫「それは、Aが彼氏持ちだって事が学園中に知られてるからよ!」

「え?えぇっ!?」

鳴女「知らなかったのですか?」

「初耳だよ。だって私、一言も言ってないよ?」

堕姫「言ってなくても分かるわよ。Aは毎日無惨様の話ばかりだもの」

「え!?そ、そうだっけ?それよりも、堕姫!行かなくていいの?」

堕姫「いいのよ」

「…そっか。可哀想だけど、仕方ないね。何せ、堕姫は紅蓮がいるし。告白とかしないの?」

堕姫「し、しないわよ!」

「え、そうなの?意外だね。堕姫は当たって砕けろ!って感じじゃない?」

堕姫「アンタは私を何だと思ってるのよ」

「不良で怖めのイメージがあるけど、本当は兄思いの凄く優しい子」

堕姫「な、何言ってるのよ!照れるじゃない!」

「堕姫、可愛い。ね、鳴女」

鳴女「はい」

堕姫「う、五月蝿い!」

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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!また新しい作品を書いたら是非見てください! (2020年5月14日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
- 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。凄く面白かったです! (2020年5月14日 6時) (レス) id: e38d7588b6 (このIDを非表示/違反報告)
ami - 希望にこたえて未来の話まで書いてくださってありがとうございました!完結おめでとうございます!お疲れ様です*とてもすきな小説でした♪みんなが幸せになれてよかったです (2020年5月14日 1時) (レス) id: ed39d78a1e (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!任せてください。三人は幸せで暮らせるようにします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 良かった。三人が今世では幸せに暮らせるようにしてくださいね。 (2020年4月30日 22時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホルン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年4月30日 15時

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