勉強会は波乱の予感 ページ33
?「学園三大美女が二人も揃って放課後、図書室に…!?」
?「俺、放課後勉強しに行く」
?「俺も」
紫苑「ハァ…さっきの言葉が聞こえなかったのでしょうか?さっさと黙って下さい」
全員「すみません!紫苑様!」
「あ、紫苑がもうこのクラスの支配者になってる」
とりあえず、この二人が参加してくれるのなら彼も誘わないとだね。生徒会メンバーとして毎日少しの隙も見せない紫苑も。優秀な姉の背中を追って、自分も優秀であろうといつも冷静に振る舞うカナヲちゃんも
「実は、この勉強会には炭治郎君も誘おうと思っているんだよね!」
カナヲと紫苑「えっ…!?」
炭治郎君の名前を出すだけで、簡単に動揺させる事が出来るんだよね。動揺している二人はいつものしっかりとした様子は一切なく、美人というより可愛らしい
カナヲ「た、炭治郎と勉強会…っ!」
紫苑「そ、それはその…は、恥ずかしいというか」
「でも、炭治郎君は勉強があまり得意じゃないみたいなんだよ。だから、誰かに教えて貰いたいって言ってたんだよね」
カナヲと紫苑「!?」
「でも、教えられる人が周りにいないらしくて…あ!そういえば、紫苑は一年の中では成績はかなり上の方だったよね」
紫苑「は、はい。この前の試験での順位は一桁でしたけど…」
「カナヲちゃんもそこそこの成績だよね。二年生だし、一年生の範囲なら教えられるんじゃないかな?」
カナヲ「う、うん」
「なら、丁度いいね。炭治郎君の勉強は二人が見てあげてよ」
カナヲ「で…でも、炭治郎と勉強会なんて…っ!」
紫苑「そ、そうですよ!も、もし上手く教えられなくて嫌われたらと思うと、私達には…っ!」
「そんな事ないよ。紫苑とカナヲちゃんの教え方は上手だし、炭治郎君はそんな事で嫌いになんてならないよ。自信持って!」
まぁもし、炭治郎君がそんな事で二人を嫌いになるような事なんてあれば…私は容赦なく生徒会長の権力を行使して、学園内で炭治郎君を社会的に抹殺するけどね
紫苑「な、何か…Aさんが今凄く恐ろしい事を考えているような気がします」
「気のせいだよ。じゃあ、私はそろそろ行くよ。二人共、放課後よろしくね」
紫苑「わ、分かりました。Aさんがそこまで言うのなら、私は全力で炭治郎に勉強を教えますよ!」
カナヲ「わ、私も」
「うんうん!二人共頑張ってね!応援してるよ!」
紫苑「そ、それは勉強をって事ですよね!?」
「さぁ?どうだろうね」
そう言って、私は教室を出た
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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!また新しい作品を書いたら是非見てください! (2020年5月14日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。凄く面白かったです! (2020年5月14日 6時) (レス) id: e38d7588b6 (このIDを非表示/違反報告)
ami - 希望にこたえて未来の話まで書いてくださってありがとうございました!完結おめでとうございます!お疲れ様です*とてもすきな小説でした♪みんなが幸せになれてよかったです (2020年5月14日 1時) (レス) id: ed39d78a1e (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!任せてください。三人は幸せで暮らせるようにします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 良かった。三人が今世では幸せに暮らせるようにしてくださいね。 (2020年4月30日 22時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
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