体調不良 ページ22
お花見をした次の日、今日からまた学校が始まるというのに…
「ゴホゴホッ!…何かか体がだるい。もうしかして、熱?」
念の為に体温を計ると…やっぱり熱があった
「生徒会長の仕事を終わらせる為に、遅くまで起きてる日が続いたからかなぁ…。どうしよう?生徒会長として学校を休む訳にはいかないし…何より、私が熱を出したなんて言ったら二人共、心配して大学休んじゃうよね…」
そう思い、私は制服に着替えた
「今日一日さえどうにかなれば、大丈夫なはず!」
そう言って、私は部屋のドアを開ける
「おはよう!紅蓮!」
紅蓮「おはようじゃ、A嬢や。朝食出来ておるぞい」
「ありがとう!いただきます!」
紅蓮「うむ、吾は無惨を起こしてくるのう」
紅蓮は無惨の部屋にいっている間に朝食を食べようとするが…
「うっ…」
熱があるせいか、食欲が湧かない。でも…残したりすると、心配されるよね。…こうなったら仕方ない。ごめんね、紅蓮!
「あ!大変!」
ガチャ
紅蓮「A嬢、どうかしたのかえ?」
「ごめんね!紅蓮!また生徒会の集まりがあるのを忘れてた。だから、もう行かないと」
紅蓮「そうかそうか。ならば、行ってくると良い。お弁当はいつもの所に置いてあるからのう」
「うん、本当にごめんね。ありがとう!紅蓮!行ってきます!」
紅蓮「うむ、行ってらっしゃいじゃ」
「うん!」
そう言って、私は家を出た
卑怯な手を使ってごめん!紅蓮!というか、本当にやばいかも。一日もつかな…
そう思って、歩いていると
?「おはよう、A」
「!おはよう、無一郎に有一郎」
有一郎「…大丈夫か?A。体調が優れないように見えるぞ」
「えっ!?そ、そんな事ないよ!何言ってるの?有一郎!私はいつも通り、元気だよ」
無一郎「…何かA、無理に元気に振舞ってるように見えるけど…大丈夫?」
「え?無一郎も何言ってるの?大丈夫だよ!全然、無理なんかしてないよ!本当に元気だから」
有一郎「本当か?」
無一郎「A。体調が悪いなら、無理しないで帰った方がいいよ」
「………。」
二人といるのは危険だね、鋭すぎる。すぐに避難しないと…
「本当に大丈夫だよ!あ、私はもう行くね!また学校で!」
有一郎「A!…逃げたな」
無一郎「やっぱり体調悪いんだね」
有一郎「そうだろうな。Aは生徒会長だからと何でも一人で抱え込んで無茶をするからな。本当に困った姉だ」
無一郎「うん、弟の僕らが支えないとね」
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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!また新しい作品を書いたら是非見てください! (2020年5月14日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。凄く面白かったです! (2020年5月14日 6時) (レス) id: e38d7588b6 (このIDを非表示/違反報告)
ami - 希望にこたえて未来の話まで書いてくださってありがとうございました!完結おめでとうございます!お疲れ様です*とてもすきな小説でした♪みんなが幸せになれてよかったです (2020年5月14日 1時) (レス) id: ed39d78a1e (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!任せてください。三人は幸せで暮らせるようにします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 良かった。三人が今世では幸せに暮らせるようにしてくださいね。 (2020年4月30日 22時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
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