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優柔不断 ページ19

「うっ…迷う」

私は今、花見の時に食べる和菓子を選んでいる

無惨「A、まだ決まらないのか?」

「うん。もう少し待って」

紅蓮「そこまで悩むものかの?」

「悩むよ。やっぱり、花見には団子かな?でも、それ以外にも気になるものもあって…。全部買いたいけど、そんなに買っても食べきれないし。そうなると、ここはやっぱり苺大福なのでは?」

無惨「苺大福なら、もう買っているだろう」

紅蓮「苺大福だけなのも悪くはないが、どうせなら他の物も食べてみたいものじゃ。例えば…花見じゃし、桜餅とかどうじゃ?」

「私も最初はそう思ったんだけど…」

店員「すみません。桜餅は売り切れてしまいまして」

紅蓮「そうじゃったか。人気なんじゃな」

店員「いえ、桜餅は先程あるカップルが全て買い占めてしまったんです」

「え!?買い占め?…なるほど。あの二人か」

桜餅を買い占める人なんて、大体想像がつくね

紅蓮「うむ、それは残念じゃな。とりあえず、A嬢や。急がないと行けないのではなかったかの?」

「あ、そうだった!えーと、じゃあ……団子で!」

無惨「あれだけ悩んでおいて、結局は団子なのか」

「これはもう仕方ないよ!」

紅蓮「うむ、そうじゃな。では、団子も買ったし、花見に行くとするかのう」

「うん、行こう!」

そう言って、私達は花見をする場所に向かったけど…やはり遅くなったせいか、空いてる場所が中々見当たらなかった

「ご…ごめん、二人共。私が優柔不断なせいで」

紅蓮「大丈夫じゃよ、A嬢。無惨や、向こうの方なら、空いてるかもしれないぞい」

無惨「そうだな。行ってみるか」

「うう…優し過ぎる。ありがとう」

私は二人について行こうとすると

?「Aちゃん?」

「!?…蜜璃!小芭内!」

声のした方を振り返ると、そこには蜜璃と小芭内がいた

蜜璃「やっぱり、Aちゃんだ!久しぶりね!」

「うん、久しぶり。二人もお花見に来ていたんだね」

蜜璃「ええ!そうよ!Aちゃんも?」

「そうだよ。でも…空いている場所が中々見つからなくて」

蜜璃「なら、Aちゃんも私達と一緒にお花見をしましょう!私と伊黒さんだけだと、このシートは大き過ぎるって思っていたところなの!」

「それは有難いけど、大丈夫だよ。二人の邪魔をしちゃう訳にはいかないしね」

蜜璃「そんな事ないわ!伊黒さんもいいわよね?」

小芭内「…甘露寺がそう言うなら仕方ない」

蜜璃「ありがとう!伊黒さん!」

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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!そう言って貰えて嬉しいです!また新しい作品を書いたら是非見てください! (2020年5月14日 17時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
- 完結おめでとうございます!お疲れ様でした。凄く面白かったです! (2020年5月14日 6時) (レス) id: e38d7588b6 (このIDを非表示/違反報告)
ami - 希望にこたえて未来の話まで書いてくださってありがとうございました!完結おめでとうございます!お疲れ様です*とてもすきな小説でした♪みんなが幸せになれてよかったです (2020年5月14日 1時) (レス) id: ed39d78a1e (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます!任せてください。三人は幸せで暮らせるようにします! (2020年5月1日 8時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 良かった。三人が今世では幸せに暮らせるようにしてくださいね。 (2020年4月30日 22時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ホルン | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年4月30日 15時

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