解決？ ページ15
紅蓮「A嬢！無惨や！」
「わっ！」
ようやくリビングに来たと思ったら、紅蓮はいきなり私と無惨に抱きついてきた
紅蓮「すまぬ！吾が間違っておったぞい！ありがとのう！吾はお主らが本当に大好きじゃぞ！」
無惨「そんな事は分かっている」
「うん、そうだよ」
紅蓮「それでも言わせておくれ！吾はお主らが本当に大切な存在なんじゃ。お主らがいなければ、吾は生きていけないぞい！」
無惨「大袈裟だ」
「でも、あながち間違いではないね。私も二人がいなかったら、生きていけないよ」
無惨「…そうだな」
「うん。とりあえず、紅蓮」
紅蓮「うむ？何───痛たたたっ！何故また頬をつねるのじゃ！？A嬢！」
「私は置き手紙に何もしないで、ゆっくり休んでいる事って書いたはずだよ。なのに、家事が全部終わっているんだけど？」
紅蓮「じゃ…じゃって、動かないと落ち着かなかったんじゃもん！」
「言い訳しない」
紅蓮「痛っ！す、すまぬ」
「ハァ、紅蓮。休む時にはしっかり休まないと過労で倒れちゃうよ」
紅蓮「A嬢は本当に優しいのう！じゃが、そんなに心配しなくても大丈夫じゃよ」
「大丈夫じゃないから言ってるんだけど…なら、分かった！今日の夕飯は私が作るから！」
紅蓮「うむ？A嬢が？」
無惨「A、料理出来るのか？」
「失礼な。これでも前世では鬼側だというのがバレない為に、屋敷では誰も雇わずに自炊してたんだからね！私にかかれば料理の一品や二品、玉壺が壺を作るより簡単なんだよ！」
紅蓮「…すまぬが、駄目じゃ。A嬢、考えてみておくれ。料理じゃぞ？」
「うん？料理だね？」
紅蓮「もし、包丁を使う時に手元が狂って、指を切ってしまったらどうするんじゃ！？」
「絆創膏をはるかな」
紅蓮「火を使う時にうっかり火傷をしてしまったら、どうするんじゃ！？」
「氷で冷やすかな」
紅蓮「うっかりやばい物を入れてしまって、食中毒になってしまったらどうするんじゃ！？」
「その時は薬を飲むか病院に…ってやばい物なんて入れないよ！兎に角、作るから紅蓮は休む事！」
紅蓮「じゃ、じゃが…」
「なら、無惨と一緒に料理をするよ！これなら安心でしょ？」
無惨「は？おいA」
紅蓮「無惨が料理で戦力になる訳ないじゃろ！」
無惨「…紅蓮」
紅蓮「いや、その…人には得意不得意があるものじゃ！気にする必要はないぞ！無惨や！」
無惨「私が出来ないと言いたいのか？」
紅蓮「いや、出来ないじゃろ」
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ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！そう言って貰えて嬉しいです！また新しい作品を書いたら是非見てください！ (2020年5月14日 17時) (
レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - 完結おめでとうございます！お疲れ様でした。凄く面白かったです！ (2020年5月14日 6時) (レス) id: e38d7588b6 (このIDを非表示/違反報告)
ami - 希望にこたえて未来の話まで書いてくださってありがとうございました！完結おめでとうございます！お疲れ様です＊とてもすきな小説でした♪みんなが幸せになれてよかったです (2020年5月14日 1時) (レス) id: ed39d78a1e (このIDを非表示/違反報告)
ホルン(プロフ) - コメントありがとうございます！任せてください。三人は幸せで暮らせるようにします！ (2020年5月1日 8時) (レス) id: 7466c4a210 (このIDを非表示/違反報告)
mito(プロフ) - 良かった。三人が今世では幸せに暮らせるようにしてくださいね。 (2020年4月30日 22時) (レス) id: ebda06392e (このIDを非表示/違反報告)
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