検索窓
今日:1 hit、昨日:1 hit、合計:2,619 hit

1 ページ1







「先輩って何であんなにかっこいいんだろう…」
「ん?五条先輩?」
「そんな訳ないでしょ!夏油先輩よ!」



 灰原くんはは、と笑った後、そうだねと肯定してくれた。何せ彼もまた夏油先輩大好き人間なのだから。二人で先輩の魅力について熱く語ろうと思った所で、頭に拳が舞い降りた。



「オレの方がかっこいいに決まってんだろ」
「暴力反対です。出来るなら夏油先輩の手で殴られたい」
「変態が移るから近付かないで欲しいな」



 今日も安定の冷たさにゾクゾク、言い間違えた、ドキドキする。あんなに爽やかな笑顔でそんなこと言っちゃうともっと好きになっちゃうじゃないですか。はあ、と溜め息を溢す。そしたら先輩の目の温度が一気に下がってしまった



 未練なく去って行く先輩の姿を脳裏に刻む。生憎、脳のキャパ限られているので、全く使えない五条先輩の記憶を幾つか消しておいた。



「オマエ、スゲー嫌われてるな」
「煩いです。あれは照れ隠しなんですよ」
「オマエの頭、花畑かよ」



 五条先輩に貶されても嬉しくありません。素直に言ったのにまた同じところを殴られた。痛い。五条先輩はゴリラに違いない。

2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
28人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , 夏油傑
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:みゃん | 作成日時:2022年9月29日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。