牢獄 sm side ページ37
ド ンヘは本当に優しい子。
僕ら男のプライドみたいな変な感情に踊らされて、Aヌナが大切だという本質を忘れてるよね。
朝ド ンへに起こされて静かに宿舎を出ると
目の前をSJのバンが通り過ぎる。
sm「あれ、ヒョンを迎えに来たやつだよね？」
dh「多分そうだと思う。
じゃあ、もう行っても大丈夫かな？」
今日は年上組で早朝から地方でロケ。
突撃してAヌナが無事なら
少し話をして帰ろう
そういう作戦だった。
マンションに着いて、ド ンへが盗んだカードで先へ進んで行く。
エレベーターに乗り込み、2人で深呼吸した。
dh「なんか今になってドキドキしてきた。」
身震いしてるお魚さん。
sm「軽く話したら帰ろう。
無事ならそれで安心だから。」
自然と無事じゃない場合は話さなかった。
それが願望なことは容易に分かる。
dh「ミニヒョンは、、
見守る愛なんだね、、すごいよ。」
違うよ、今は悪魔を封じ込めてるだけ。
また出て来たら、、今度はどうなるか分からない。
最上階に到着すると
ド ンヘがまた深呼吸して部屋の鍵を開けた。
そっと扉を開けると、走ってくるヒボム達。
見覚えのある僕らに警戒もしないで
宿舎に居たころみたいに甘えてきた。
sm「Aヌナ、、？」
声をかけるけど反応はない。
ド ンへが先に部屋に上がり
長い廊下を進んで行った。
dh「ヒョン、、」
いきなり立ち止まったド ンへにぶつかって
突っかかると、ド ンヘは口を開けて指差した。
その先には窓際にうなだれて
腰掛けているAヌナの姿、、
あのガーデンのときみたいな光景。
sm「、、Aヌナ？」
近づいて声を掛けると
ゆっくり振り返る。
短くなった髪のせいか
前にも増して顔がはっきり見えた。
僕を見たその瞳に温かさは無くて
冷え冷えとした乾いた視線、、
そこから自然とくっきり付いた涙の筋に沿って、また水滴が流れ落ちる。
誰が見ても分かるだろう。
Aヌナの心がバラバラになってることくらい。
僕はそこにヒ チョルヒョンの孤独の深さを垣間見たんだ。
−壊してでもそばに置きたい−
強い眼差しを僕に向けた
ド ンへはヌナを抱きかかえて
僕等は言葉を交わすことなく
その牢獄からAヌナを連れ出した。
暴君の報復を恐れずに。
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ちくわ(プロフ) - えー（笑）じぇんじぇんえーけど、うちが喜ぶだけ！（笑） (2013年6月25日 19時) (
レス) id: 7f33f09853 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - サチョルさん» コメント感謝です！実は今携帯もパソコンも調子悪くて満喫で更新してるんですよね、、ほんと更新率下がって申し訳ないです！早く携帯直します（笑） (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - ちくわさん» みん君のみならずチャラ男に行く可能性も、、（笑）うそうそ（笑） (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - きききｋさん» みん君に走っちゃいましょうか！（笑）いやいやヒニムが怖いです（笑） (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - ハルさん» こんなみん君に想われたら奪われたくなりますよね、、すいませんヒミン好きな私の願望です（笑） (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野風
| 作成日時：2013年6月13日 13時
