危惧していたこと ki side ページ29
休暇最終日、宿舎にはほとんどのメンバーが帰って来ていた。
俺の計らいもあってAとソ ンミンへの心配は、マンネの活躍により消え去ったので残りの休暇が満喫できたってわけ。
みんなに土産を渡していると
昨日から働き始めていたリョウギが
rw「もし今日予定なかったら
シュキラに遊びに来てくれない?」
と可愛くおねだりしてくる。
たまには弟への愛を公共の電波で流してやってもいいかな。
快諾すると嬉しそうに他のメンバーにも
声をかけ始めるリ ョウク。
なんだ、俺だけじゃ不満か。
rw「キュミンは今日日本から帰ってくるんだよね?
間に合うかな、、一応打診しとこー。」
あいつら今回の休暇で一躍、時の人だから
話題性もあるよな、、さすがしっかり者。
シュキラまでまだまだ時間もあるし
Aに土産でも渡しに行こうかと
自室に戻って携帯を見ると
ナイスタイミングでAから電話がかかってくる。
お兄ちゃん的に嬉しくなって
ki「Aー!そんなオッパが恋しいかー?」
と軽口で電話に出た。
「、、オッパ、、、」
いつも電話じゃ明るく振る舞うAの声じゃない。
一気に心配になって声のトーンが下がった。
ki「、、どうした?」
「実は、、、。」
Aの言葉を聞いた瞬間
宿舎を飛び出してマンションへと走る。
最上階の2人の部屋まではエレベーターが長い。
その時間すら気持ちが先走ってイライラする。
やっと部屋までたどり着いて
インターホンを乱雑に鳴らすと
出てきたのは帽子を深く被ったA、、。
ki「、、ヒョンは?」
泣きながらAは唇を噛んで
「起きたらいなかった、、。」
声にならない声で言った。
玄関に入って扉を閉めると
Aは深く被った帽子をそっと取る。
いままで綺麗にAを包んでいたその髪は
ざっくばらんに切り落とされ
その顔を前にも増して見せていた。
ki「、、なんでこんな、、。」
「オッパ、、私、、怖い。」
俺の足元に泣き崩れたAを
きつく抱きしめてやること、、
それしかできなかった。
ヒ チョルヒョンの愛はやっぱり歪んでる。
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ちくわ(プロフ) - えー(笑)じぇんじぇんえーけど、うちが喜ぶだけ!(笑) (2013年6月25日 19時) (レス) id: 7f33f09853 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - サチョルさん» コメント感謝です!実は今携帯もパソコンも調子悪くて満喫で更新してるんですよね、、ほんと更新率下がって申し訳ないです!早く携帯直します(笑) (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - ちくわさん» みん君のみならずチャラ男に行く可能性も、、(笑)うそうそ(笑) (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - きききkさん» みん君に走っちゃいましょうか!(笑)いやいやヒニムが怖いです(笑) (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - ハルさん» こんなみん君に想われたら奪われたくなりますよね、、すいませんヒミン好きな私の願望です(笑) (2013年6月25日 5時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:野風 | 作成日時:2013年6月13日 13時