emotionally rella -希との恋- 7

なぜバレてる　kh side ページ15

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休暇は家族で暖かいところにでも行きますよ

そう話していたのに、、


ki「今すぐソンミニのホテルに向かえ！！」


オタチングと日本のゲームショップを巡る旅は
勘の鋭いジャイ○ンによって強制終了となった。

事情を聞けばAヌナ単身日本に来て
どういう訳かソンミニヒョンと合流し
酔っぱらってるらしい、、

やっぱりミニヒョンはヌナのこと、、

カンイニヒョンの電話でこの疑惑は
確信へと変わっていった。

携帯にはミニヒョンの滞在先のホテルの名前が届いており、オタチングに詫びを入れてそこへ向かう。
(ちゃんと拙者の所望するゲームを買う様に伝えて)


ホテルに着いてフロントでミニヒョンの部屋を尋ねていると


「キュヒョナ！！お前なんでここにいる？」


振り返るとマネ兄が、スタッフと歩いてきた。


kh「あ、近くに来たもんで、、

ミニヒョンの顔を見に、、。」


気持ち悪そうに俺を見るマネ兄。
当然の結果か、、。


マネ「ソ ンミンならまだAシの部屋じゃないか？

さっき電話したら酔ってるから介抱してるって。」


kh「Aヌナもこのホテルなの？！」


マネ「ああ。悪い、スタッフさんと

まだ打ち合わせあるから行くわ。

お前もあんまり自由に動くなよ。」


マネ兄は俺の肩を叩くと
待っているスタッフたちと消えていった。

フロントでAヌナの部屋番号を聞いて部屋へ向かう。

おいおいおいおい。

この展開は何なんだ。

酔っぱらって無防備のAヌナ

自分の気持ちを押し殺して
片思い相手を介抱するミニヒョン、、

異様な喰い散らかしっぷりをみせていたけど
きっとそれは叶わぬ想いを消し去るためのもの。

俺は傍らでその姿を見て
とっさにその相手がAヌナだと思っていた。

そしてその俺と同じような目で
ミニヒョンを見つめていたカンイニヒョンとリョウギ、、

２人がいる部屋に近づけば近づくほど
鼓動が高まっていく。


ミニヒョン、、

どうか間違いを起こさないでください、、


祈るように廊下を歩いて
その部屋にたどり着き、深呼吸してチャイムを押した。

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