emotionally rella -希との恋- 7

休暇の話 hc side ページ2

Aと日本旅行する気満々だった俺だけど、マネ兄から発表されたスケジュールを見て、安易に行けない気分になった。


rw「休暇の数が、、バラバラなの？」


俺の横で驚いてるリ ョウク。


渡されたスケジュールは個々で休暇日数が異なっていて、、最長5日、最短2日というもの、、。


sm「仕方ないね、、仕事だから。」


日本でのミュージカルの兼ね合いで最短2日しか休暇のなかったソ ンミンが諦めたように呟く。


kh「ミニヒョン、、すいません、、。」


キ ュヒョンが謝りたくなる気持ちもよく分かる。

なんせ最短2日は
ソンミニだけだったんだから。

皆に気を使わせまいと笑顔で振る舞う狐だったけど、ここ最近疲れが目立っていた。

ストレスからか女を喰い散らかしてるってマネ兄が言ってたけど、、大丈夫なのか？



家に帰ってキッチンで食事の用意をしているAに休暇の報告をする。


hc「正直5日休み貰えたけど、、

ちょっと複雑なんだよな。」


俺が口を開くと首を傾げて
ヒボムと一緒にこっちを見ているA。

お前らそっくりだな、、。


ソンミニの休暇の話をすると
Aは悲しそうな顔して言った。



「最近忙しいのかソ ンミンに連絡しても

あんまり返事来ないんだ、、。

お休み増えたらいいんだけど。」



hc「ジョンスが帰って来てカムバックするまでは

個人活動に専念するって決まってるんだけど

仕方ないにしても申し訳ない気持ちになった。」



Aは料理の手を止めて
佇む俺をぎゅーっと抱き締め慰める。



「ヒニムは弟思いなんだね。」



昔なら馬鹿にしてんの？ってキレてたろうけど
Aだからなんても許せた。


「ソ ンミンは

なんのお仕事で休暇が少ないの？」



hc「日本でミュージカルだって。」


Aに抱きついたまま長い髪を弄ってると

ふいに最高の提案を
思いついてしまった俺様、、






このときはさ、、
まだ何にも分かってなかったんだよ。


ヒョンの当然の優しさだと思ってたし。


他人なんてどうでも良かった俺が
構ってあげたくなった事によって

ソ ンミンが苦しむなんて

微塵も思わなかった。

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