罰 your side ページ10
記憶が曖昧で、全部を思い出せない。
はっきりしているのは
今ヒニムに乱暴に扱われてるってこと。
バスルームの壁に追いやられて
もう逃げるとこなんてない。
肩紐をずらされたかと思うと
胸に噛み付くヒニム。
「痛っ！嫌だ、、やめて！」
hc「なんで？どんな俺でも受け止めるんだろ？」
怖くなって下を向くと
髪を引っ張られて上を向かされる。
hc「目、そらすなよ。
やましい事でもしたの？」
「何にもしてない、、。
こんな風にされるの、、嫌だ、、。」
hc「Aが悪いんだろ？
俺に心配なんかかけるから。罰だよ、罰。」
床で暴れてるシャワーを蹴って
ドレスを引き下げた。
悔しい、、
いつも自分は心配ばっかりかけるくせに、、
こんなの矛盾してるよ、、
背中のホックに手が掛かったとき
思い切ってヒニムを突き飛ばした。
hc「痛ってぇ、、なにすんだよ！」
その隙にバスルームを飛び出して
寝室に逃げ込んだ。
慌てて鍵をかけようと扉を閉めるけど
hc「お前、俺をなめてんの？」
もう手遅れ。
今度は私がベッドに突き飛ばされる。
馬乗りになったヒニムが
私を見下ろしていた。
冷たくて渇いた眼差し、、
両手を抑えられて顔が近づきそうになった時
思わず涙がこぼれ落ちていく。
hc「、、そんなに嫌か？」
「違う、、。」
hc「じゃあなんで泣くんだよ。」
「ヒニムは、、いつも帰ってこない、、
もう、、私なんて、要らないんでしょ、、？」
言ってしまった、、
この人が1番嫌がるネガティブな言葉、、。
呆れたように溜息をついて
耳元でハッキリ答えを返してきたヒニム。
hc「要らないと思ったら抱かない。
Aはどこにも行かさない。
ずっと俺のそばに置いとくって決めたから。」
全身に鳥肌が立って、動けなくなった。
私は、、猫と一緒なんだ。
家に帰ってきたら喜んで迎えて
ちゃんと留守番して、、どこにも行かない。
この人の安定は、こういうことだったんだね。
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野風(プロフ) - ちくわさん» あれれ？ちくわさん？（笑）そんなこと言われたらチャラ男参上させなきゃだめですね（笑） (2013年6月11日 15時) (
レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - 桃☆さん» いつもコメ感謝です！最近なかなか更新出来なくてごめんなさい！覚悟して受けてもらおう罰！（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - 美奈子さん» 罰はこれからじわじわと、、（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - かばさん» コメ感謝です！乱暴なレラ様受けが良いのかな？？（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 続きむーーーっちゃ気になります(*_*)チャラ男参上楽しみにしてます（笑） (2013年6月9日 1時) (レス) id: 7f33f09853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野風
| 作成日時：2013年6月5日 23時
