恥ずかし過ぎて hc side ページ28
何十件も店を回っても
納得できる指輪に会えなかった俺たち。
ミーミは疲れ切って車で屍となっていた。
zm「定番のリングで妥協したら？」
hc「そんなのAらしくない。」
呆れて投げやりにミーミが呟いた一言、、
zm「そんなにこだわるなら
自分で作ればいーじゃない。」
お前天才だな！！
ってことで工房を探して作りに行ったはいいけど、、上手くならない。
何度も職人さんが手を貸そうとするけど
全部俺が作らなきゃ意味がないから！と
丁重にお断りして苦戦すること二週間、、
zm「ヒニムが女の為に指輪を作ったなんて、、
ELFが知ったら倒れちゃうね、、。」
出来上がったのはお世辞でも素敵と呼べない
ガタガタのリング、、。
zm「愛が篭ってるから、きっと伝わる。」
ミーミに背中を押されてAに会いに行った。
でもいざちゃんと気持ちを伝えようとすると
またビビって可愛くない事しか言えない俺。
頑張って跪いて言う事言ってやったけど
Aの反応が怖くて顔を向けれなかった。
「、、つけてくれないの？」
その一言に恐る恐る顔を見ると
目にいっぱい涙を溜めてるA。
俺が今まで見た来たAの中で
一番綺麗な顔だった。
下手くそな指輪を土台から外して
華奢な左手の薬指にそっとはめる。
「びっくりするぐらいピッタリ！
なんでサイズ分かったの？？」
うるせー！そのくらい分かるんだよ！
「綺麗、、、
私男の人から指輪貰うの初めて、、。」
Aは手を掲げて幸せそうに指輪を眺めていた。
hc「もっと、、ちゃんとした場所で
言えばいいんだろうけど、、
俺も不器用だから、、ごめん。」
「嬉しかった、、ヒニムらしくて。」
hc「これからは、、ちゃんと家に帰る。
放ったらかしにはしないから、、
Aもしたいことがあったら言え。
会社の事とか考えなくていいし、、
2人で出歩ける様に俺も考えるから、、。」
「、、うん、わかった、、。」
hc「だから、、もう家に帰って来い、、。
、、今まで以上に、、大事にするから、、。」
恥ずかし過ぎて死にそう、、
そんな俺に気付いてるのか分かっていたのか
すでにまとめられた荷物を持ってきたA。
「ありがとう。」
短い一言だったけど
今までの行いが許された気がしたんだ。
李さんに嫌味を言われまくりながら精算を済ませて、Aと一緒に家に向かった。
もう大丈夫。
俺たちに障害はない。
チャラ男交代 kh side→←やっと来た連絡 your side
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野風(プロフ) - ちくわさん» あれれ？ちくわさん？（笑）そんなこと言われたらチャラ男参上させなきゃだめですね（笑） (2013年6月11日 15時) (
レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - 桃☆さん» いつもコメ感謝です！最近なかなか更新出来なくてごめんなさい！覚悟して受けてもらおう罰！（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - 美奈子さん» 罰はこれからじわじわと、、（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - かばさん» コメ感謝です！乱暴なレラ様受けが良いのかな？？（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 続きむーーーっちゃ気になります(*_*)チャラ男参上楽しみにしてます（笑） (2013年6月9日 1時) (レス) id: 7f33f09853 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：野風
| 作成日時：2013年6月5日 23時
