家出 your side ページ13
『どうされました、、？』
明け方突如現れた私に
驚きを隠せていない李さん。
李『お部屋、、お取りしますね。』
私の手荷物の量を見て部屋を準備してくれる。
部屋までの道のり、、
李『彼は、、ここに来るのを
ご存知なんですか？』
様子を伺ってくる李さんに首を振るしかない。
李『今日はとりあえず
ゆっくり休んで下さい。』
部屋に荷物を入れて笑顔をくれると
静かに出て行った李さん。
よく部屋を見渡せば
前にヒニムと泊まった701号室、、
わざとかな、、
嫌でも思い出すじゃない、、。
さっきまで抱かれていた感触が蘇る。
ー好きじゃないー
その言葉を言った瞬間の
ヒニムの一瞬の悲しげな表情、、
しまったと思ったけど
弁解すらしなかった。
私も人間だから。
SME幹部の結婚式で痛感した場違い感。
結婚も許可しないのに
よく私を招待したなと関心してた余裕は
ヒニムを取り巻く煌びやかな女の子達を目の当たりにして打ち砕かれた。
カ ンインオッパとソ ンミンの計らいで
こちらに来てから一番楽しい思い出が出来たのに、、
荒ぶるだけ荒ぶって
力尽きて寝てしまったヒニム。
そばで寝る気になれなかった。
本当に私は必要なんだろうか。
頭を占める疑問をぶつけれない。
眠るヒニムの顔を眺めて、家を出た。
正しい選択かは分からないけど
飼い猫になるよりはマシだ。
鞄から携帯を取り出す。
電源を入れるとSJメンバーから
メッセージが届いていた。
結構心配かけてしまったんだな、、
携帯を握り締めながら
ベッドに潜り込んで考える。
果たしてヒニムは朝起きて電話して来るだろうか。
そんな事を考えてしまう乙女脳に嫌気がさした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 255人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
野風(プロフ) - ちくわさん» あれれ？ちくわさん？（笑）そんなこと言われたらチャラ男参上させなきゃだめですね（笑） (2013年6月11日 15時) (
レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - 桃☆さん» いつもコメ感謝です！最近なかなか更新出来なくてごめんなさい！覚悟して受けてもらおう罰！（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - 美奈子さん» 罰はこれからじわじわと、、（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
野風(プロフ) - かばさん» コメ感謝です！乱暴なレラ様受けが良いのかな？？（笑） (2013年6月11日 15時) (レス) id: a8f6871840 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - 続きむーーーっちゃ気になります(*_*)チャラ男参上楽しみにしてます（笑） (2013年6月9日 1時) (レス) id: 7f33f09853 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：野風
| 作成日時：2013年6月5日 23時
