第６４話 ページ15
side No
「・・・こりゃ侮ってたのかもね、この国の警戒心なめてたわ」
蒼がかった黒髪が揺れる、その声を発した人物はとある城の稽古場を見ながら笑う
そこにいた新人らしき二人はその気配に気づいたのか彼の方へ視線を向ける
彼を見る二人は目を見開き、ボソッと何かを呟いた
その言葉は一人の幹部に聞こえていたらしく彼らと同様こちらを見据える
「あ、あのバカ・・・！俺がここにいるのバレたらまた説教コースだよ！」
・
・
「今の、そらるさんだよな」
「やっぱluz君にもそう見えた？僕の身間違いだと思ってたんだけどね」
新人二人はもう誰もいない木の上を見ながらため息をついた
また国を抜け出して来たんだと悟った二人は大臣と書記長の事を思い出し、可哀想だなと心で同情をしていた
『・・・聞いてた？新人二人』
突然投げかけられた声に二人はビクついた、それは驚きのほうで
「す、すみません！視線を感じたもので・・！」
『視線？なんか感じたのか？・・・・お前らはなんか分かったか？』
後ろに向かって言う少女は素性を知らない者が見れば青年と間違えられるだろう中性的な顔をしていた
「あーわしの知り合い、また抜け出してきたんかな・・」
金髪の少女はそう言っていたが顔は引きつっていた
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アオ(プロフ) - どうも、この小説が好きすぎて、何回も読み返しています！！更新、待ち遠しいく待っています！ (2019年5月18日 20時) (
レス) id: 984d855215 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音れぃ(プロフ) - 天乃助さん» 繰り返し読んでくださって嬉しいです！更新を待ってくださりありがとうございます！ (2019年2月4日 14時) (レス) id: 8614508aa4 (このIDを非表示/違反報告)
天乃助(プロフ) - 何回も繰り返し読んでます！！大好きです！更新楽しみに待ってます！ (2019年2月3日 23時) (レス) id: 303ef8ea57 (このIDを非表示/違反報告)
鏡音れぃ(プロフ) - なめこ好きさん» ありがとうございます！更新がまばらですが今後も見てくれると嬉しいです！ (2018年9月4日 19時) (レス) id: 8614508aa4 (このIDを非表示/違反報告)
なめこ好き - こういうシナリオ好きです！ 更新楽しみにしています！(*^^*) (2018年9月3日 23時) (レス) id: 2f8ccb0650 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鏡音れぃ | 作成日時：2017年8月19日 0時
