HAPPY END�� ページ42
Aside.
リ「いや、問うのはやめにしよう。」
T「え……」
リ「元はと言えばわしが悪かったのじゃ。迷える人間を導く存在の筈なのにわしは出来なかった。」
何で……リベルは悪くないじゃないか……そう思っているとリベルは私の考えている事が分かったのかこちらに向かってくる。
リ「A、この世界での理では偶然に起きるものは誰しも悪くないのじゃよ。」
T「だっ、たら……」
リ「じゃがこれはわしが招いたことでもあるのじゃ。」
それでもリベルが笑うのはいつも通りだなと気が抜ける。本当にリベルは私の気の抜き方を分かっている。
リ「聖、お主に魔王の座を正式に渡すとしよう。」
聖「いいんですか。こんな捻くれものだが……」
リ「いいんじゃ。わしはお主が良いから頼んでおるのじゃ。」
聖「分かりました。貴方様のご期待に応えられるように精一杯努力いたします。」
そう言ってリベルに膝を付き笑う兄さんは何というか久しぶりに見た。そしてリベルが振った杖は消えて、兄さんの手にそれが移った。
R「それって……」
リ「国の王や女王は頭の上に王冠？とか言う物を付けるらしいんじゃが魔王は戦闘が多いからこそ杖が冠代わりじゃ！」
ま「全然知らないような事も沢山聞いちゃってるんですけどいいんですかね……」
確かに……魔界でしか聞いちゃいけない事とかあったらヤバくないか……？リベルはまたその言葉に笑った。
リ「わしは結構抜けていると言われるが……流石にそういうのは言わん！」
セ「そうだったんですか、残念です。」←
S「セ、センラ君何しようとしてたの！？」←
T「あはは……」
センラ……魔界の情報を売ったりとかしようと思ってたのかな……聞いて悪用するのは流石にダメだよ……←
リ「そこの……ええと、うらたとかいうたか。」
う「え、あはい。そうです。」
リ「Aはため込みやすい人間じゃ。だから頼んだぞ？」
T「リベル！？」←
リ「ほっほっほ！」
リベルはそう笑って、じゃあの！と消えていった。
……本当に嵐のような人だ。
〜〜〜
-数年後、ダンジョン内-
T「兄さん。」
聖「おう、久しぶりだな。調子はどうだ？」
T「まぁ普通かな。異変も何も無いよ。」
あの日からダンジョンは修復され、玉座には私の兄が座る。
T「てかここ居るの好きだね。」
聖「なんかここにいるとアイツが居る気がしてな。」
そう言った時、何故か通らない筈の風が通った気がした。
HAPPY EMD�ぁ�"あの日の思い出"
HappyEnd�ア�←BAD END��(少し死ネタ含む)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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8
ラッキーアルファベット
X
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西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
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聖夜の夜(プロフ) - ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫））さん» ありがとうございます！その後の話や過去編は作らせていただきます！少々お待ちください……！ (1月28日 10時) (
レス) id: b110f9f588 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） - とてもよかったです！その後話が欲しい！ (1月26日 17時) (レス) @page50 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：聖夜の夜 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=relatian
作成日時：2021年11月28日 16時
