【歌い手】本当にお前らにあえて良かった。【能力パロ】【学パロ】【番外編】 (ページ9)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:129 hit

❁(解説) ページ9

,

＿＿"君の神様になりたかった(北条兄弟)。"の解説。＿＿

今回のAsideと聖side、どちらも大体同じ時系列の話です。この時期は2人ともお互いの状況を理解できていない時期でもあります。

・Avol.

聖が死んだ時期は聖が中3の時、Aが小学6年生ですが、死んだことをAが知ったのは中1の時です。

死んだことを報道するのが遅れたのは
・聖が操作したこと
・彼らの死体を能力によって持っていた事
・魔王になるまでに時間が1年程度かかって墓を作る時間がなかったから
・死因を書いた資料ファイルを開けるのがAの家族だけだったから
の4つによって遅れています。

そしてその資料を唯一見たAは聖の教科書を借りようと思って入った時(夏)。Aは死因不明に報道するように言ったため、報道は秋になり、彼らの死因がわからない彼らは秋を命日にしています。

今回はAが中学1年生で入学から数日たった程度で、まだ聖達が死んでいる事を知らない時です。

Aの最初の魔王討伐戦は小学生で、記憶を消したのは小学校卒業時。
中学時代なのでもうAは声が出ない設定です(感情は兄の死亡報道事件後なくなります)。

・聖vol.

これは少し余談ではありますが……最近僕のヒーローアカデミアにハマり始めまして、ヒーローとヴィランという感じが好きだったりします。

ヒーローは何もかも捨ててヒーローになれる、というのは戦隊モノでは特にないような設定ですが、ヒロアカではありそうな感じですよね。他人をとるか、家族をとるか。

またまた余談ではありますが、ワールドトリガーも好きでして。
広報系のA組隊長が過去に報道陣に言っている事が好きだったりします。

報道陣に「次に大規模な襲撃があったら街の人と自分の家族どっちを守るか」という何とも鬼畜な質問を受けるのですが、彼は即答で「家族」を選びました。報道陣は何故かと問いかけると彼は

「家族が無事なら何の心配もないので最後まで思いっきり戦えると思います。」

そのあとに続いてその時に仲間がいると心強いと付け足すんですね。
聖は多分その仲間の恩恵に救われ続けた筈なんです。家族が無事だと信じていた筈なんです。

それでも家族という物を捨てて他人を助けた時、自身の手に持っている大切な仲間を敵と勘違いされたと思い、聖の心は折れたという裏設定です。
自分が守れなかったという後悔もある筈ですが、それだけでは魔王に堕ちない筈ですから。