【twst】ツイステッドワンダーランドのマジカメ事情Ⅳ【オリキャラ】【番外編】 (ページ9)

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求ムは終身刑。【マレウス誕生日】(2024年1月18日)♡ ページ9

※A×マレウスあり。
※誕生日当日の話。
※原作7章、本編のネタバレあり。

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Aside.

＿＿今年の誕生日は俺に任せておけ。

マ「そういってくれたから僕もそれに乗ったが……」
『？なんだ、気に入らないのか？』
マ「いや逆だ。」

マレウスが何故か俺の方に不満です、とでもいうような顔でこちらを見る。
なんだよ、そこまで嫌かよ。と思っているとマレウスは拗ねたように言う。

マ「Aと久しぶりに町に出かけるというのに……僕ばかり楽しんでしまったと思って……」
『……お、おう……？』
マ「お前は何かしてほしい事はないのか？」
『特に俺はないけど……』
マ「そういう事を言うな。お前は毎度遠慮をしすぎだ。僕がしたいと言っているんだ。」

そうでないと僕は恋人として不甲斐ないじゃないか……、と本当に落ち込んだ様子で言う。大事のように言うから何かと思えば……そう思うとなぜか愛しささえ感じてきて思わず微笑む。

『ばぁか。』
マ「う……なんでだ。」
『本当に馬鹿だなぁ。恋人と一緒に出掛けられて楽しいと思わない恋人がいると思うか？マレウス、お前だってそうだろ？』
マ「そうだが……」

戸惑ったような声を出す彼の頬についたクリームを指でとる。……おぉ、抹茶風て本当に風なだけで甘いな……もう少し苦いと思ってたけど……こりゃ、いけるな。と思っているとわなわなと揺れるマレウスが見える。

マ「おま、お前という者はッ……！」
『？どうした？』
マ「僕をどこまで惚れさせれば気が済むんだッ……！！」
『ん～？どうしてその話に……？』

やっぱりリリアの言ってたてんねんたらし？というやつなのか？とブツブツ呟くもんだから寂しさを感じちまって自分の頼んでたパンケーキをいまだ独り言を話すマレウスの口に突っ込んだ。

マ「モゴゴッ……！何するんだ、Aッ……！！」
『俺と来てるのに他の男の名前なんて出すんじゃね～よ。』
マ「それは……すまなかった……。」
『そこまでは言ってねぇよ……ったく……』

こんなに行動にして示してきたってのに分からねぇとは……茨の谷の教育について一言申したくなる。まぁ、彼らと生きたいがために癇癪起こして1000年以上眠らせちまうからな……

『あぁ、それとなんだっけ？俺が欲しいもんだっけか？今日はお前の誕生日だってのによ……』

＿＿そういうお前が健気で可愛いから。お前の隣にいる権利を俺にくれよ。

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Malleus HappyBirthday!!