【twst】ツイステッドワンダーランドのマジカメ事情Ⅳ【オリキャラ】【番外編】 (ページ2)

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貴方に【ジャック誕生日】(2023年10月11日)♡ ページ2

※ジャック→(←)Aあり。
※誕生日の前日設定。
※原作2章と本編のネタバレあり。
※{}←電話越しの声

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Aside.

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ……

監「先輩、リビングにスマホ置いてってますよ。後電話かかってきてます。」
『すまん、助かった。』

ユウから貰ったスマホを部屋に入ってみてみるとジャック、と画面に表示されていて。思わず俺は通話をタップした。

『もしもし。……電話出るの遅れてごめんな。スマホ、リビングに置いてきてたみたいだ。』
ジャ{いえ、俺もこんな時間にスンマセン。}
『どうした？お前がこんな時間に起きてるって珍しいな？』
ジャ{あの、明日の共同研究の事で少し話したくて……}
『あぁ、そうだったな。ちょっと待ってろ。』

今の時間は11：00……ジャックは前10：00位には寝るって言ってたような気がするからこんな時間に起きているって珍しいと思ったのだが、明日の授業に向けての準備だったか。そう思って俺は文献を漁る。

『確か……変身薬系の歴史をまとめようって話だったよな。』
ジャ{はい、俺はユニーク魔法の事もあるし、色々と知っておきたくて……先輩は、えっとこの議題でよかったんですか？}
『……俺も知りたかったからいいんだ。これでも変身薬を飲むのに抵抗あって魔法具とか自身の魔法を使って誤魔化している身だからな。十分な知識がつけばもしかしたら俺も抵抗なく使えるかもってな。』
ジャ{そうすか。}

そのあと、ジャックと変身薬の始まりや、それによる影響や事故内容。その他諸々レポートに使うであろう材料を集めていく。その時、突如にアラームが鳴る。

『！あ、悪い。俺の方だ。』

早く止めないと、と思ってスマホのアラームを止める。スマホのポップアップ画面に今日の予定が表示されていく。その中彼に言わねばならない事があった。

『……今日ジャック誕生日か。おめでとう。……ふふ、俺が1番だな。』
ジャ{そう、ですね。}
『ジャック？どうかしたか？』
ジャ{ッ！あの！先輩！今からそっちに行ってもいいですか！？}
『え、暗いけど……』
ジャ{行きますッ}
『え、あ、おい！？』

その言葉を合図に電話が切られる。え、あ、本気で来るのか？そう思っていると寮のドアがノックされる。

『……早いな？』
ジャ「……すんません。話してる途中から走ってました。」
『ふは、バーカ。……"おめでと"。』
ジャ「ありがとうございます。」

彼は俺の前で微笑んだ。

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Jack、HappyBirthday！！