【twst】 TIME OVER -第一節-Ⅱ【逆トリップ】【男夢主】 (ページ45)

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これからが俺等のハッピーエンド。(This is our happy ending.)📖 ページ45

ユウside.

───あの激闘の日からもう3年経ちました。先輩方は楽しくやってますか？

エーデュースが魔法薬学で失敗して、A先輩達の世界に行って。そして夢の世界から帰って、ここの世界帰って来た日。……そしてA先輩の命日。

あの日々は私達は忘れる事なく毎日を過ごしていた。そして今日は───

「先輩。私も今年で卒業しちゃいますよ。」

───その日を越す2回目の日。

毎回この日にはレグ先輩にお世話になった人全員が元オンボロ寮の庭に集まってパーティーをしていた。私達はこの日を繰り返していくのだろう。忘れたくない思い出とともに。

目の前を見ると先輩がくれた花瓶とA先輩達の墓。そして先輩がくれた花を添えた。
あの日貰った花はまだ枯れていない。そういう魔法でもかかっているのかな、と思ってさほど気にしなかった。

エ「監督生～、まだ～！？」
デ「おーい、監督生！食べるぞ～！」
「エース、デュース。もう私監督生じゃないよ。」
デ「すまない、癖でな。」
グ「おい、コブン！早くしないと食っちまうゾ！！」

マブの2人は自分の夢を叶えた。そしてグリムは大魔法師になるという夢を叶えた。

リ「ユウ、久しぶりだね。」
「リドル先輩！トレイ先輩とケイト先輩も！」
ト「ああ、久しぶりだな。」
ケ「やほやほ～☆」

そして

ラ「いやー、久しぶりッスね！」
レ「たった1年だろうが。」
ジャ「ユウ、久しぶりだな。」
「レオナ先輩、ラギー先輩お久しぶりです！ジャックも！」

皆目的は同じ

ア「まったく。僕は忙しいんですよ？」
ジェ「その割には今日を楽しみにしていたようですけど。」
フ「皆浮かれてるじゃん～www」
カ「よし！皆でたのしもうな！」
ジャミ「はぁ、その料理を作らなきゃなんないのは俺なんだけどな……」
「お疲れ様です……」←

全員が

ヴ「もうこれ2回目になるのね。」
ル「マーベラス！習慣は良い事だよ！」
エペ「ふふ。そうですね。」
「そう、ですね。」
イ「本当、毎回懲りずにやるよね～……来る拙者も拙者ですが。」
オ「今日の事兄さんも楽しみにしてたんだよ！」

A先輩達が

マ「招待ありがとうな、人の子。」
リリ「全員老けたのぉwwwわしももう年じゃなぁ。」
セ「いえ！リリア様は年を重ねても可愛らしいです！」
シ「セべク、煩い。」

来るのを待っている。

「もう、卒業か。」

来るはずもない人を待って、そしてまた今日も変わらぬ時が過ぎるんだろう。